2023年9月28日付のテレビ朝日の報道によると、中小企業の人手不足が過去最悪になっているそうです。
《テレビ朝日の報道の概要》
日本の中小企業の人手不足が過去最悪で7割近くに達しているそうです。
日本商工会議所が2023年7月18日から24日間に3120社を対象に実施したアンケートで、68%の企業が人手不足を感じ、これは前回の調査より3.7ポイント増加しています。
特に介護・看護、宿泊・飲食、運輸、建設業界での人手不足の深刻度が高まっています。
企業の72.5%は賃金の引き上げを人材確保の策としているものの、フレックスタイムやテレワークなど柔軟な働き方の採用は2割未満にとどまっています。
日本商工会議所はこの状況が中小企業に広範囲に影響を与えていると指摘しています。
《若者に選ばれる職場にするための具体策》
日本の若者に選ばれるためには、どのような職場にすればよいか、考察してみました。
a) 競争力のある給与と福利厚生:
給与は重要な要因であり、適切な福利厚生(健康保険、退職金制度など)を提供することが重要です。
b) ワークライフバランス:
土日休みやフレキシブルな勤務時間、遠隔勤務の選択肢を提供することで、より多くの若者にアピールできます。
c) 職場環境の改善:
快適で効率的な職場環境を提供し、過度の残業や休日出勤を避けることが重要です。
d) 職業訓練とキャリア成長の機会:
職業訓練やキャリアアップの機会を提供することで、雇用の安定と共に、個人の成長と職業満足感を向上させることができます。
e) テクノロジーの導入:
DX(デジタルトランスフォーメーション)、AI、機械化に投資し、生産性を向上させ、人手不足を緩和することが重要です。これにより、労働者の負担を軽減し、より魅力的な職場を作ることができます。
前述した「具体策」は、「その通り」なのですが、なかなか簡単なことではありません。
ちなみに、私の仕事の業界は、この10年ですっかり、人手不足になってしまいました。
理由のひとつに、企業の定年延長や再雇用があります。
一昔前なら、50代で、セカンドキャリアとして入ってくる人材がいましたが、在籍している職場が65才や70才まで雇用してくれるなら、そのまま会社に残ろう、という人が増えたことも要因です。
10年後は、どうなっているんだろう?と考えるとちょっと恐ろしいです。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ874号より)
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