かつて、ヨーグルトに付属していた「フロストシュガー」。
各メーカーがこの砂糖を付属しなくなってから、薬10年になるそうです。
2023年9月9日付の「ねとらぼ」が、フロストシュガーについて、メーカーにインタビューした記事を掲載していたので、以下に要約しました。
《記事の要約》
日新製糖が製造する「フロストシュガー」はかつてヨーグルトに付属していた砂糖で、最近Twitterでその存在が再び話題になりました。フロストシュガーは昭和40年代に開発され、当初はフルーツにかける砂糖として使用されていました。その後、カップ式飲料自販機のコーヒーやプレーンヨーグルトの付属砂糖として利用されました。特に1979年からプレーンヨーグルト「ナチュレ」を始めとした多くの乳製品に付属していました。
しかし2000年代に入ると、ヨーグルトの消費スタイルの変化や新たな甘味料の登場により、フロストシュガーの需要が減少。乳製品メーカーは消費者の要望に応えてフロストシュガーの提供を停止しました。その背景には、ヨーグルトをそのまま食べる人の増加や他の甘味料と組み合わせて食べる人が増えたことがあります。
フロストシュガーが消えた今、日新製糖は今でも業務用として安定した需要を持っていると述べています。特に製菓や製パンの現場では、その溶けやすさが評価され、スポーツドリンクや粉末飲料にも使われているとのこと。また、消費者からは新たな利用法として、卵焼き調理に使用すると溶けやすく焦げにくいという声も聞かれます。
日新製糖はフロストシュガーを「大事にしなければいけない」と強調し、今後も消費者の記憶に残る製品としてその役割を拡大する可能性を探っていると話しています。また乳製品メーカーも消費者のフィードバックを受け入れながら、将来的にはヨーグルトへの添付を再開することを検討している可能性も示唆しています。フロストシュガーは溶けやすさを利用して底堅い業務用需要を維持しており、今でも粉末飲料や調理需要で利用されています。また、家庭向けに「ヨーグルト用のお砂糖」としてスティックタイプのフロストシュガーを販売しています。
(要約、ここまで)
私自身は、この記事を読むまで、「あっ、そういえば、添付のお砂糖ってついていないなぁ」と言う感覚でした。
それにしても、メーカーのお客様相談室などに、商品に対する要望を、消費者は、意外と上げているんですね。
私は、添付されていた砂糖を「どちらかというと利用する派」でしたが、使わずに余っても、コーヒーや紅茶を自宅で飲む際に使ったり、料理をする時に使っていたので、砂糖が添付されていることに何も不満はありませんでした。
実家の母は、納豆をそのまま食べるので、添付の辛子や醤油があまるようですが、煮物を作るときの醤油として利用しています。
話題は逸れますが、私の幼少期(1970年代)は、確かに、果物が酸っぱく、グレープフルーツなど果物に砂糖を掛けてた食べる文化がありました。
「イチゴ」は、お皿の中で潰して、牛乳に砂糖を入れて食べるのは、日常的でしたし、「イチゴを潰す専用のスプーン」も普通に販売されていました。
果物だけでなく、野菜についても、田舎の祖父は、トマトに砂糖を掛けて食べていました。
しかし、果物の糖度が上がったことや近年の健康ブーム、上白糖は健康に悪いという風評などにより、いつしか、日常の食生活における「追加の砂糖」という習慣は薄れていきました。
記事では、あのヨーグルトに入れると溶けやすいフロストシュガーは、業務用だけでなく、一般消費者向けに販売されているようなので、昔を思い出して、購入してみようと思います。
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