昭和時代に書かれた小説を読んでいると、「電話交換手」は「タイピスト」など、平成時代以降に生まれた世代には、ピンと来ない職種が登場します。
また、昭和時代は、田舎に行くと、「有線放送電話」がありましたが、スマホの普及で徐々に廃れ、今では、根拠法の「有線放送電話法」自体が廃止されたようです。
そんな回顧の思いと備忘録の意味から、現在「ほぼ消滅」した職種と「今後消滅する」と予想されている職種を下記に挙げてみました。
《昭和から平成時代にはあったけど、現在は、ほぼ消滅した職種とその理由》
1)ビデオ屋の店員
デジタル配信サービスやDVD/Blu-rayの普及
2)電話交換手
自動化された電話交換システムの導入
3)フィルムカメラの販売員
デジタルカメラやスマートフォンの普及
4)タイプライター修理技師
コンピュータやワープロの普及
5)煙突掃除人
建築構造の変化と暖房システムの進化
6)船着き場の荷役作業員
自動荷役システムやコンテナ輸送の普及
7)手書きの看板ペインター
デジタル印刷技術の発展
8)炭鉱夫
代替エネルギーの普及や労働条件の問題
9)手動での映画上映員
デジタル上映技術の発展
10)手動のエレベーターオペレーター
自動エレベーターの導入
《今後、消滅すると考えられる職種とその理由》
1)タクシードライバー
自動運転車の普及
2)トラックドライバー
自動運転トラックの導入
3)郵便配達員
ドローンや自動車の自動配達システムの発展
4)レジ係
セルフレジやAIを使用したレジの普及
5)製造業の作業員
ロボットやAIの進化による自動化
6)翻訳者
AI翻訳の精度向上
7)データ入力オペレーター
AIやOCR技術の進化による自動データ入力
8)農家(大規模農業を除く)
大規模農業の導入やAI、ロボット技術の進化
9)銀行窓口担当者
オンラインバンキングやATMの進化
10)コールセンターのオペレーター
AIチャットボットや音声認識技術の発展による自動応答システムの導入
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個人的には、プロ野球や高校野球の審判員に「AI」が用いられるようになったら、どうなるんだろう?と想像します。
プレーしている選手たちは、「AIによる判定」を望む人が多いような気がします。
観客やテレビ、ネットの視聴者の立場なら「味気ない」と感じてしまうかもしれないですね。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ867号より)
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