2023年7月17日付けの京都新聞によると、「京都の壬生寺で、50年前に製造された冷蔵庫が、稼働状態で見つかった」そうです。

以下に、「この記事の概要」と「冷蔵庫の耐用年数と長く使用する方法」、「昭和時代の家電製品が頑丈な理由」等について考察してみました。

 

《京都新聞の概要》

壬生寺で保存されていた冷蔵庫「ニューアラスカSJ−3300X」(1970年製)が、冷蔵庫製造元のシャープ八尾事業所で発見された。

この冷蔵庫は家庭用で初めて野菜室がついたもので、シャープ八尾事業所では、社員食堂で展示物として探していたものだった。

この冷蔵庫は、1970年代のインフレと野菜価格の高騰に伴う食品ロスの問題を解決するために開発され、オイルショック後の消費者から高い評価を得た。

現在も稼働し、50年以上もの間壬生寺の節分や壬生狂言公開時などのイベントで活用されていた。

シャープ八尾事業所での技術者によるメンテナンス後、社員食堂での展示が決まった。

 

《現在製造されている冷蔵庫の耐用年数と長持ちさせる工夫》

一般的に冷蔵庫の耐用年数は約10-15年とされています。

しかし、適切な使い方とメンテナンスを行えば、これ以上長く使うことも可能です。

冷蔵庫を長持ちさせるためには、次のようなことを心がけるとよいそうです。

・冷蔵庫を直射日光の当たらない涼しい場所に置く

・冷蔵庫の背面や底部にホコリがたまらないよう定期的に掃除を行う

・ドアのゴムパッキンが痛んでいないか定期的にチェックし、必要なら交換する

・適切な温度設定を保つ

・食品を適切に収納し、冷蔵庫がパンパンにならないようにする

 

《昭和時代に製造された冷蔵庫が丈夫な理由》

昭和時代の家電製品は、比較的シンプルな構造で、頑丈な部品が使用されており、故障が少ないと言われています。

また、製品の寿命を延ばすためのメンテナンスや修理が比較的容易で、部品の交換も可能であったため、長期間使用できる製品が多かったです。

一方、現代の家電製品はより高度な機能を持ち、複雑な電子部品を多く使っています。

これにより製品全体の寿命が短くなり、一部が故障すると全体を交換する必要があるケースが増えています。

また、製品の小型化や薄型化に伴い、部品も薄くて壊れやすくなっていることも影響しています。

ただし、環境やリサイクルの観点から、製品の耐久性を高める動きもあるため、一概に現代の家電製品が頑丈でないとは言えないようです。

 

ちなみに、私の身の回りの家庭用の設備では、この5~6年で、ガス給湯器(約20年使用)、洗濯機(約15年使用)、灯油ファンヒーター(約30年使用)が、壊れました。

ガス給湯器は、完全に壊れる前に「予兆」はありましたが、洗濯機と灯油ファンヒーターは、昨日まで稼働していたのに、「突然」動かなくなりました。

札幌の自宅の冷蔵庫と電子レンジは、購入から約21年経ちましたが、今のところ、異常なしです。

物欲が高いタイプではないので、できるだけ、長持ちさせて使いたいな、と思います。
 

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