小学生の頃に、学習研究社の「科学」と「学習」を定期購読していました。

私の場合、小学生の時に好きな科目は「理科と社会」。

この要因のひとつに、学研の「科学と学習」が影響していることは、間違いないでしょう。

 

「科学」には、色々な教材がありましたが、印象に残っている教材は、「鉱石ラジオ(チビラジ)」と「ミジンコ飼育セット」です。

ミジンコ飼育セットで、ミジンコを育てているときに、ふと思ったのは、「もしかしたら宇宙人にとっての“ミジンコ飼育セット”があって、僕たち地球人は、“地球育成セット”の中で育てられているのではないか」感じました。

 

そんな疑問を感じつつ、その時から50年近く経過しましたが、ネットで調べると、「この世は仮想現実(シュミレーション仮説)である」と主張する科学者や哲学者が結構、いることがわかりました。

主な主張を以下に挙げてみました。

ただし、これらはあくまで理論であり、決定的な証拠が存在するわけではないようです。

 

◆技術の進歩:

コンピュータ技術や仮想現実技術の急速な発展により、現実世界と見分けがつかないほどリアルな仮想世界を構築できる可能性がある。

これは、我々がすでに高度なシミュレーションの中にいる可能性を示唆している。

 

◆数学的規則性:

自然界の法則は数学的な規則性に従っており、これらの法則がシミュレーションのアルゴリズムによってコントロールされている可能性がある。

 

◆量子力学の不確定性:

量子力学における不確定性原理や量子もつれ現象など、通常の物理法則では説明しきれない現象が存在する。

これらの現象が、シミュレーション内の計算資源を節約するための仕組みである可能性がある。

 

◆シミュレーションの実現可能性:

技術の発展により、遠い未来の文明が現実と区別がつかないほどリアルなシミュレーションを行う能力を持つようになる可能性がある。

そのような文明が実際にシミュレーションを実行している場合、我々はその中にいる可能性が高くなる。

 

◆アンソロピック原理:

観測可能な宇宙が、我々のような知的生命が存在できる条件に適合していることから、宇宙がシミュレーションである可能性がある。

これは、シミュレーションを実行する高度な知的生命体が、自分たちのような存在が生まれる条件を選択して宇宙を創造したという考え方に基づいている。

 

これらの根拠は、“この世は、仮想現実(シミュレーション仮説)である”と主張する根拠ではあるものの、地球が確実に仮想現実であると言い切ることはできません。

おそらく、私が生きているうちに、「仮想現実であるか否か」は、わからないでしょう。

それにしても、「宇宙人にとっては、地球が誕生した46億年は、人間にとっての1週間ぐらいの感覚」なのかもしれません。

ミジンコセットを拡大鏡で水槽の上からのぞき込んで見ていたように、宇宙人も地球の成長をのぞき込んで見ていて、核戦争や地球の天変地異によってゲームオーバーになる状況を観察しているのかもしれません。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ851号より)

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