あるショート動画を見ていたら、「9割の人が知らない残酷な真実」というタイトルがありました。

(※内容を見たら、普通のことで「残酷」ではありませんでした)

 

その動画によれば、「世の中の社会人は理不尽に扱われている」そうで、

◆上司に嫌われたら終わり。チャンスがまわってこなくなる。

◆業界で年収が決まる

◆9割が適当に働いている。少し本気を出すだけで上位2割に入れる

◆100%の結果は当たり前。101%からが評価の対象

◆休日も遊ばずに学び続けた人が出世する。みんなが休んでいる時が差を付けるチャンス。

だそうです。

 

社会人歴30年の現在、これらを見れば「まったくその通り」です。

話題は逸れますが、「よくわかりやすく簡潔に短い動画の中でまとめているな」と、むしろ、別のところに感心します。

 

話しを戻しますが、学生時代は「業界で年収が決まる」ことは、なんとなくわかっていましたが、専攻した学科から、OBの先輩方の主な就職先は、電機、通信系メーカーか、公務員あるいは半官半民の団体職員を目指すのが一般的だったので、それほど「業界の年収」を意識した就職活動はしなかった記憶があります。

私の大学の後輩で、就職先としてはレアケースのNHK職員になった人がいましたが、人づてで彼の年収を聞いて、「NHKってそんなに高給取りなの?!」と驚いたことがありました。

新卒時に入職できたか、どうかは別にして、全く就職先としての選択肢になかったので、マジかよ、の思いでした。

 

動画で紹介していた5項目のうち、「業界で年収が決まる」以外の4つは、就職して、2~3年ですぐに実感しました。

例えば、配属先部門で、なにかの担当を決めるとき、あるいは、新規プロジェクトをするときの任命権は部門の上司が握っていますが、上司の覚えがよい同期は、チャンスを与えられていました。

一生懸命やったところで、結果がすぐに見える仕事、これから伸びる仕事、縮小均衡の仕事などの違いは必ずあり、「やればやっただけ成果が出る仕事を任されるかどうかだよな」と社会人になってすぐに気づきました。

 

今の年齢になると、大手企業で部長さんや執行役員になった学生時代の友人がちらほら出てきましたが、サラリーマンを約12年間で卒業した私からしたら、ひとこと「すごいな」と思います。

人脈、時の運もあったと思いますが、プライベートを犠牲にしながら、人より努力したんだろうな、と尊敬します。

ただ、私からしたら成功したと思われる彼らと話していても、彼らは逆に、早く独立した私や私の日常の仕事やプライベートを聞いてうらやましがっている面もあります。

つまり、「自分が楽しめる時間をいかに多く過ごせるかの方が実は大切」なのかもしれませんね。

 

それにしても、今の時代は、こうした社会人になってから気づく情報が容易に入る時代になったわけで、隔世の感です。
 

 

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