「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの元社長の大東隆行さん(当時72)が射殺されたのが、2013年12月19日。

それから、約8年10ヶ月経った2022年10月28日に、ようやく、容疑者が殺人と銃刀法違反容疑で逮捕されました。

 

容疑者は、特定危険指定暴力団工藤会系組幹部の男性(56)で、現在、別の事件で福岡刑務所に服役中。

福岡刑務所を28日の午後5時頃に車で出発し、およそ11時間をかけて京都市の山科警察署に移送されたそうです。

 

各メディアが報道していますが、これだけ逮捕まで長い年月が掛かったのは、目撃者や防犯カメラなどによる証拠がなかったためのようです。

警察では、今回逮捕された容疑者に犯人の目星は付いていたようですが、状況証拠しか無いため、逮捕に踏み切れなかったそうです。

 

容疑者を犯人とする状況証拠には、

・急所が撃たれており、けん銃の扱いに慣れた暴力団関係者の犯行と考えられる点

・容疑者は、2008年にゼネコン社員らが乗る車をけん銃で撃ち、手口が似ている点

・事件で逃走に使用されたとみられる盗難バイクのハンドルから硝煙反応も検出された点

・防犯カメラに久留米ナンバーの車から降りた人がミニバイクを盗む様子が映っている点

・現場付近から押収した吸い殻のDNA型が容疑者と一致する点

などがあるそうです。

 

それにしても、興味深いのは、これらの状況証拠は、事件発生から、早い段階でわかっていた事実なのに、なぜ、今回の逮捕になったのか、です。

メディアの情報では、警察内部のパワーバランスが「逮捕派が優勢になった」ということのようです。

 

話題は今回の事件から少しそれますが、大東元社長が射殺された後、当時、「餃子の王将弔い飯」が流行りました。

私のまわりでも、ブログやSNSで「餃子の王将に行ってきました」という投稿が目立ちましたし、実際、全店舗の売上げも前年比で6%伸びたそうです。

2013年12月19日に大東元社長が射殺され、私は2013年中に「弔い飯」に行くタイミングはなかったのですが、年明けの2014年1月に「餃子の王将すすきの店」に訪問しました。

(2014年1月11日付けのブログ http://blog.logcom.jp/?day=20140111 )

 

ちなみに、餃子の王将が札幌に進出したのは、比較的最近で、「2011年12月22日」に「すすきの店」がオープンしました。

当時、オープンから1ヶ月ぐらいは、すすきの店は、「行列ができる店」と化していました。

内地人の私は、「王将には内地に出張すればいつでも食べられるからすすきの店に訪問するのは、ブームが去るまで待とう」という感じで行列を眺めていました。

この当時の記憶が、私の中では鮮明なので「えっ、もうオープンから10年も経ったの?!」という感覚です。

40過ぎてからの時間感覚は、加速度がどんどん増しています。

 

 

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