2021年9月20日に、東京都東村山市にある民間の古紙リサイクル工場で、回収された古紙の中から192枚の1万円札が見つかったそうです。
この民間の古紙リサイクル工場では、回収された新聞紙やチラシを選別する工程があり、発見された192枚の1万円札は、茶封筒に入っていたそうです。
この古紙リサクル工場は、主に、東村山、東久留米、小平、東大和の4市で回収した古紙を扱っているそうです。
法律的には、「保管期限の3か月」を過ぎて持ち主が現れない場合、お札の拾得を届け出た古紙リサクル工場の所有物となるそうです。
1万円札が入っていた茶封筒に名前が書いてあるか、お札と一緒に回収された古紙に、所有者の手がかりとなるものがなければ、この1万円札の所有者は特定されず、保管期限内に見つかることはないでしょう。
したがって、会計的には、古紙リサクル工場の「本業以外のその他の収入」として処理されて終了でしょう。
古紙がどこから排出されたのかわかりませんが、仮に一般家庭だとすれば、本人も「忘れているお金」か、「本人が亡くなり、遺品整理した家族が気づかなかったお金」なのでしょう。
ちなみに、私が、現在、突然死したとすると、両親か、きょうだいが遺品整理するはずですが、「このようなその在のお金」が気づかれずに、「古紙回収」、あるいは、「燃えるゴミ」として捨てられる可能性は大です。
一般的に、現金は、
・銀行預金として預ける
・家庭用金庫に保管する
・財布、小銭入れに当座の現金を入れておく
・500円玉貯金など貯金箱に保管
・タンス預金(へそくり等)
という方法で、保持していると思います。
このうち、「タンス預金」以外は、本人ではなくとも、容易に確認できるでしょう。
私は、「タンス預金的なもの」が、記憶があるものだけでも、
・2020年に国から支給された「特別定額給付金」(10万円)
・1997年に退職した会社の有志から頂いた餞別(20万円弱)
・約30年前に、就職祝いで伯父から頂いた祝い金(数万円)
・新札切り替え時に記念に保管した聖徳太子の1万円札(数万円)
・エントリーしたマラソン大会が中止になり返金されたエントリー代(総額5~10万円)
・お年玉用に保管してある「2000円札」(数万円分)
・・・
が、「どこか」(※探せば出てくるはずですが、自分でも正確な場所がわからないものもあり)にあるはずです。
おそらく、これらは、私が今死んだら、丁寧に整理しない限り、「ゴミ」となって廃棄されるのは確実でしょう。
きっと、これからの時代、今回、古紙リサイクル工場で見つかったようなケースは、たびたび発生すると予想します。
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