千葉県印西市(旧印旛郡本埜村)にある「本埜白鳥の郷」に行ってきました。
私の認識では、日本国内に100羽以上の白鳥(コハクチョウ、オオハクチョウ)が飛来する「飛来地」は、全国で約65カ所あります。
飛来地の南限は、千葉県袖ケ浦で、その次が、印西市ではないかと思います。
(※2020-2021シーズンの最大飛来数は1029羽)
白鳥の郷は、以前から、ワイドショーなどメディアにも取り上げられていたので、存在は知っていたのですが、「飛び立つ姿を見るなら早朝」との話しを小耳に挟んで、「面倒くさいなぁ」と重い腰がなかなかあがりませんでした。
訪問した後に、調べてみると、
・日の出から2時間ぐらいして餌を探しに飛び立つ
・昼間は、見張りの白鳥が(水を張った)田んぼにいる
・係員(本埜白鳥を守る会)の餌やりは、朝と夕方
・白鳥は朝10時頃に他の田んぼに餌を探しに行く
・13時ぐらいに田んぼに戻ってくる
・例年10月下旬に初飛来して、2月中旬に殆どが北帰行(前年は3月6日が最後)
ということがわかりました。
しかし、訪問した日は「思い立ったら吉日」で、「白鳥がいなかったら、気分転換にトライブしたと思えばいいや」の気持ちで、ほとんど下調べすることなく、カーナビに、白鳥の郷の住所(印西市笠神)付近にある自動車整備工場の「三門モータース」を入力して、訪問してみました。
白鳥の郷には、正式な駐車場はなく、拡幅した農道に縦列駐車です。
(見学場所に簡易トイレはあります)
また、ペットはもちろん、風邪の症状がある人も飛来地の田んぼに入ることはできません。
僕が訪問したのは14時前で、見学場所に設置された看板には「本日の餌やりは終了しました」の表示があり、殆どの白鳥が田んぼにいました。しかし、戻ってきた白鳥が何羽もいて、スマホしか持っていませんでしたが、スマホなりにいい写真を撮ることができました。
見学場所に設置されている「本埜白鳥を守る会」の案内によれば、
・平成4年(1992年)に農業用排水工事で水田に水をためていたところ、6羽が飛来
・千葉県鳥獣保護員の出山光男氏が、警戒心を解くために朝夕同じ服装で餌やり
・朝8時、夕方4時の餌やりを続けること3年、ようやく餌付けに成功
・水田保有者の増山邦夫氏に相談したところ、水田を快く提供いただく
・平成7年(1995年)本埜白鳥を守る会が発足
・井戸と揚水ポンプを設置し、白鳥達に新鮮な水を供給
という歴史をたどり、国内屈指の白鳥飛来地として、今に至ったそうです。
これだけ、地元の皆さんに守られている白鳥の郷ですから、白鳥の「常宿」として自然を守ってもらいたく、募金箱にわずかながらの寄付をしてきました。
それにしても、空から降りてくるときの白鳥は、愛嬌はありますが、意外と、がに股で不格好です(笑)
写真を撮るなら、確かに、田んぼから飛び立つ「朝」が良さそうです。
白鳥の郷を訪問するまで、あまり、白鳥に関心はなかったのですが、全国の他の飛来地にも訪問してみたくなりました。
日本には、年間約7万羽の白鳥が飛来するそうです。
新潟県の瓢湖には、約6000羽が飛来するそうなので、いつか訪問してみたいな、と思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ736号より)
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