台所を整理していたら、賞味期限が、
「2003年12月19日」
というインスタント麺を見つけてしまいました。
商品名は、
「味の素KK アジアめん ベトナムフォー」。
調べてみると、2002年8月23日に発売開始になった商品です。
私は、インスタント麺なら、賞味期限が数か月過ぎていても、気にせず食べてしまうタイプです。
しかし、さすがに「期限切れから15年と5か月以上経過」という年月に驚き、「ヤバいだろう」と思い「廃棄」を考えました。
でも、外袋を開けると、中から出てきた内装袋に入った麺(米粉)は、傷んでいるようには見えず、異臭もしません。
粉末スープも、湿気ているとか、変色している、ということはなく、問題なさそうです。
食品に携わる人なら常識ですが、食品保存の観点で、「食品が傷むかどうか」は、「水分活性」が大きな要素です。
つまり、微生物が利用できる水分(食品中の自由水)の割合を下げれば長期保存できます。
余談ですが、塩分や糖分は「水分活性」を低下させる作用があります。したがって、昔の人は、保存食として、漬物や砂糖漬けを作っていたのです。
話を戻しますが、「アジアめん ベトナムフォー」の麺は、見た感じですが、麺がかっぴかぴに乾燥していました。
「これなら大丈夫かも」と思いとりあえず、冷蔵庫にあった具材で調理してみました。
調理と言っても、
・麺を茹でる(作り方では「4分間茹でる」でしたが、少し長めの5分にしました)
・もやしとニラを茹でる
・レンジでもつ煮(こてっちゃん)をチンする
・どんぶりに入れた粉末スープに熱湯を注ぎ、茹でた麺、もやしとニラ、もつ煮を載せる
だけですが。
食べてみると、全く問題なし。
ラーメンだと(油揚げ麺)、賞味期限を大きく過ぎると、麺が酸化して食べられない状態になりますが、この「ベトナムフォー」は、油を使っていない乾麺(おそらく熱風乾燥めん)なので、大丈夫だったのでしょう。
「長期保存に強いなら、非常食になるじゃん」
と思い「常備用」を買っておこうと思います。
ちなみに、この「アジアめん ベトナムフォー」が2002年8月に発売された当時のCMキャラクターは俳優の坂口憲二さんが担当していました。
坂口憲二さんは、現在、難病の「特発性大腿骨頭壊死症」の治療に専念するため、芸能活動を無期限で休業しているそうです。
復活して欲しい俳優さんです。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ647号より)
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