先日、「旧国鉄清水港線の廃線跡」をジョギングしてきました。
静岡に用事があり、清水駅付近のビジネスホテルに宿泊しました。
翌朝、急に「よし、少し走ろう!」と思い立ってチェックアウトの時間が迫っていましたが、からだもなまっていたので、時間と現在の走力を勘案して7~8キロ走ることにしました。
「清水港線」と聞いても、よほどの鉄道ファンでない限り、知らないでしょう。
どんな路線なのか、少し概要に触れておきます。(一部Wikipediaより引用)
《清水港線》
◆営業キロ:8.3キロ
◆1916年(大正5年)に東海道本線の貨物支線として一部区間が開業
◆1944年(昭和19年)7月に三保まで延伸し、12月に旅客営業を開始
◆旅客営業開始時から、旅客営業は貨物列車に客車を連結した混合列車
◆昭和30年代には国鉄一の黒字路線(最も営業係数が小さい路線)になった
◆1972年(昭和47年)以降は、通学用に朝に下り1本、夕方に上り1本の1日1往復
(日本一旅客列車の運行本数の少ない鉄道路線)
◆末期の清水港線のダイヤは、清水発の下り列車が8時10分発、三保発の上り列車が16時14分のみ
◆1984年(昭和59年)4月1日 全線廃止
このように「日本一運行本数が少ない鉄道路線」として鉄道ファンの間では有名な路線でした。
廃止が決まり、正確な日付は覚えていませんが、廃線直前の高校1年生の春休み(2年生になる前)の3月に乗車しに行った思い出があります。
乗車した時に覚えているのは、
・静岡駅から清水駅までは静岡鉄道(電車)で行った
・雨の日だった
・始発の清水駅の乗り場が東海道線の清水駅からかなり離れていた
・車両はディーゼル機関車に引っ張られた貨物車併設の客車だった
・終点の三保駅で降りた後、清水駅には静岡鉄道のバスで戻った
ということぐらいで、写真も実家を探せば出てくるはずですが、手元にありません。
廃線後は、巴川可動橋はすでに撤去されてありませんでしたが、貨物駅だった清水港駅がエスパルスドリームプラザや清水マリンパークに変わり、折戸駅や三保駅は「ふれあい広場」となり、旧路線跡の一部が自転車・歩行者用道路となっていました。
前々から、この「廃線跡の歩行者用道路」をジョグしたいなぁ、と思っていましたので、この日はわずか数キロでしたが、ビフォー・アフターの思い出巡りとなり、楽しいジョギングになりました。
清水マリンパークの近くには「清水次郎長宅跡」もあり、歴史散策にもなり意外と楽しかったです。
全国各地にある鉄道の廃線跡は、跡形もなく再開発されたところも多いですが、「自転車・歩行者道路」として再生された場所も多いので「廃線跡ジョギング旅」を時間を作って企画してみようと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ599号より)
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