先日、突然、洗濯機の電源が入らなくなりました。
この洗濯機(DAEWOO製5.5Kg)を購入したのは、確か、2002年9月か10月頃で、ベスト電器札幌駅西口店で購入しました。
年月だけで捉えれば、約15年半ですから、人間に例えれば「天寿を全うした大往生」。
つまり、十分に元は取りました。
ただ、洗濯機をまわすのが「1日1回」だとすれば、洗濯の実質稼働率は「50%」ぐらいなので、実質的な使用年月は7~8年かもしれません。
記憶が定かではありませんが、仮に当時「5万円」で購入したとすれば、整理すると、
◆365日×1回×15年×50%→約2737回
◆5万円÷2737回→約18.3円/回
となり、洗濯機1回あたりの使用料(水道代、洗剤代を除く)は、約18円。
コインランドリーに行って、乾燥機を使わずに洗濯したとすれば、約300円程度掛かりますので、金額的にも大変「オトク」だったといえるでしょう。
一般的な洗濯機の寿命を調べてみると、6~8年程度といわれ、使用回数は「2500回」程度のようです。
使用年月だけで考えれば、「約15年の使用」はとても長いですが、実質的には、当家の洗濯機も「平均的な耐用年数」だったといえそうです。
現代社会は「環境」の時代ですから「電源が入らない→修理依頼をする」と考える方が理屈の上ではいいのかもしれませんが、購入から15年以上経過している家電の修理は、経済合理性上、「交換部品の製造が終了している」ので無理です。
したがって、当たり前ですが「新品を購入して、使えなくなった洗濯機は家電リサイクル法にしたがって排出する」しかありません。
ちなみに「家電リサイクル法」は正確には、「特定家庭用機器再商品化法」という法律で、
『家電製品の有用な材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律』
なのです。
現在、対象となっているのは、業務用を除く
・エアコン
・テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ)
・冷蔵庫・冷凍庫
・洗濯機、衣類乾燥機
です。
リサイクル料金は、
◆エアコン:1404円
◆テレビ:ブラウン管 (15型以下)1836円
◆テレビ:ブラウン管 (16型以上)2916円
◆テレビ:液晶・プラズマ(15型以下)1836円
◆テレビ:液晶・プラズマ(16型以上)2916円
◆冷蔵庫・冷凍庫:170L以下 3672円
◆冷蔵庫・冷凍庫:171L以上 4644円
◆洗濯機・衣類乾燥機:2484円
となっています。
なお、家電リサイクル法では、この「家電4品目」を消費者、販売店、自治体、メーカーなどの関係者がそれぞれ役割を分担し、リサイクルを推進することが義務づけられている仕組みで、引き取りする指定場所も決められています。
指定場所の区分は、平成21年10月1日から、Aグループ、Bグループ及び指定法人、指定法人に委託した製造業者等という区分に分かれていています。
新たな洗濯機(Haier製5.5Kg)は、ビックカメラの通販サイトを利用しましたが、ショッピングサイトの説明によると、回収を販売店に委託する場合は、リサイクル料金+搬出料と手数料が掛かり、手数料は指定場所の区分によって異なるようです。
ちなみに、2002年に洗濯機を購入した際は、同時に、テレビ、電子レンジ、冷蔵庫も購入しました。
すでに、同時購入したテレビは、地デジ化により、2011年頃に役目を終えましたが、電子レンジと冷蔵庫(飲み物とアイスクリームしか入っていませんが)は、まだまだ元気に稼働中です。
ただ、これからは、「IoT」(Internet of Things)の時代なので、パソコンのように、本体は故障せずとも、ソフトのバージョン変更による「買い替え」サイクルが、早くなるのかな、と想像します。
使う側としては「長持ち」させたくても便利な世の中になると、そうさせてくれないのかもしれません。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ592号より)
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