「のりものニュース」を見ていたら、「四国(注)では駅弁が5駅でしか売られていない」という衝撃の事実を知りました。(注:JR四国管内)
その5駅とは、「高松、今治、松山、宇和島、高知」です。
・・・ということは、そうです、現在「徳島県」では、駅弁の販売がないのです。
鉄道がモノレールしかない沖縄を除いた46都道府県で、おそらく「駅弁を販売していない都道府県は徳島県のみ」でしょう。
「鉄道旅好き」、「駅弁好き」を公言している私としては、寂しいことですし、ゆゆしき事態です。
しかし、冷静に考えれば、「徳島」から駅弁販売業者が撤退したのは、当然かもしれません。
駅弁販売業者は、全国的に「地元の零細業者」です。
JR信越線横川駅での駅弁販売を発症とする「おぎのや」(看板商品は「峠の釜めし」)のように、販売箇所を「駅」だけでなく、高速道路のサービスエリアや道の駅、長野県内の他の駅などに広げれば、生き残れるでしょう。
しかし、地方鉄道路線は、そもそも、利用客が「通学の中学・高校生やお年寄り」主体で、地元のビジネス客は、自家用車や高速バス利用が多いでしょう。
したがって、駅弁購入可能な「駅の利用者」がそもそも少ないです。
また、大昔と違って、コンビニエンスストアの発達も駅弁にとって「逆風」となっているでしょう。
もちろん、「コンビニ弁当」と「駅弁」があれば、「ふつうの旅好き観光客」であれば、「旅情を感じる駅弁」に食指が動くと思いますが、「安く腹を満たせればよい」と考えれば、「種類が豊富で割安なコンビニ弁当」に目が向くのは仕方ないかもしれません。
ちなみに、 四国のキヨスク(四国キヨスク)は、「四国キヨスクとセブン-イレブン・ジャパン」が提携し「セブン-イレブン Kiosk」が店舗展開しているそうです。
現在、独自に販売している駅弁業者には頑張ってほしいですが、「駅弁空白県」になってしまった徳島では、ぜひとも、撤退した地元駅弁業者と提携して「四国限定弁当」を商品開発して駅売りして欲しいものです。
個人的な思い出ですが、1983年3月(中学卒業式後)に「四国のJR(当時は国鉄)全線乗車」を目的に、ひとり旅に出ました。
出発地は「千葉」でしたが、飛行機は、絶対に使用していないので、おそらく「東京駅発の大垣夜行鈍行」に乗って、東海道本線、山陽本線を乗り継いで、岡山駅を経由して宇野駅まで行き、「宇高連絡船(国鉄運航)」に乗って、高松(四国初上陸地)に上陸しました。
連絡線では、「うどん」を食べ、おそらく高松駅だと記憶しているのですが、「あめご弁当」が「四国で食べた最初の駅弁」だったように記憶しています。
ネットでチェックすると、現在の高松駅では「あめご弁当」は売られていないようなんですよね。
四国には、ここ5~6年で、7~8回訪問していますが、鉄道で上陸したのは、利便性を優先してしまい2回だけなんですよね。
2018年3月に「四国訪問」予定はありますが、その前に「駅弁メイン」で四国を訪問してみたいと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ569号より)
【好評発売中!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ7つの思考法』(パブラボ刊)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)