先日、20万人規模の地方都市への出張先で、昔ながらの「町の喫茶店」に入ってみました。

この20年ぐらいで、すっかり昔ながらの喫茶店は減った気がします。

 

 

減ったのは後継者がいない、昔の業態のままでは経営が成り立たない、などの理由で、町の酒屋さんや雑貨屋さんがコンビニエンスストアに、喫茶店がドトールやベローチェ、スタバやタリーズに転換してしまったからでしょうか。

 

 

だから、まだ、頑張っている昔ながらの喫茶店をみつけると懐かしくなってしまい混雑していなければ、入ってしまいます。

 

 

喫茶店でパソコンを広げて比較的長時間、仕事をしたいときは、スタバやターリーズの方がコンセントがあるところもあり、喫煙席と禁煙席がわかれているから環境がいいので、居心地は良いです。

しかし、マスターのおぢちゃんやおばちゃんとちょこっと会話したいときは、昔ながらの喫茶店がいいですね。

 

 

あと、昔ながらの喫茶店は、私が大好きな「昔ながらの喫茶店のナポリタン」がありますからね~

先日、訪問した喫茶店は、16時半までランチタイムサービスで、500円でサラダ、トースト(食パン1枚)、ナポリタン、コーヒーという組み合わせでした。

これ、大好きな組み合わせなんですよね。

バターが薄く塗られたトーストにシュガーポットから砂糖を小さじ一杯分ふりかけて食べると最高です。

また、ちょっと太目の麺のナポリタンも家庭で自分で作るみたいな感じでいいんです。

 

 

このお店は、おばちゃんがひとりで切り盛りしていて、聞くと、からだがしんどいから、しばらく夜の営業(18時以降)は、お休みしているそうです。

 

 

おばちゃんひとりなので、注文がたまっているのか、注文すると「ちょっと時間がかかるけどいい?」といわれ、「どうぞどうぞ」と答えて、パソコンを広げながら、店内の他のお客さんの会話に耳を傾けていました。

カウンターに座っていた少し小太りの70ぐらいのおばちゃんは、

60でタバコとお酒を医者の奨めもありきっぱりやめた」

60までは、甘いお菓子には全く興味がなかった」

「タバコを止めてから大福とかスイーツに目覚めた」

「スイーツに目覚めると太る」

というような会話をせっせと注文された料理を作っているおばちゃんとしている。

 

 

入口付近の60過ぎぐらいの主婦二人組は、子供たちが独立して、とーちゃんと二人だと毎日やることが無い、みたいな会話。

 

 

私は、キャスターバックを持っているから明らかに遠方からの一見(いちげん)さん。

でも、お勘定の時には、「どこから来たの?こちらに来ることがあったら、またよってね」と親しみのある笑顔。

チェーン店だと、プライベートには入り込まないから、それがありがたい時もある。

だけど、仕事関係者としか1日中会話しない日が続くと、こういうちょっとした会話がほっこりします。

この喫茶店は、ひとりで切り盛りしているおばちゃん自体がたぶん70近いから、いつまで現役でやってくれるか微妙ですが、また再訪したいですね。

 

 

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