先日、自分が卒業した大学の学園祭に顔を出してきました。
母校の学園祭を訪問するのは、約10年ぶりです。
地方私立大学の私の学校は、少子化の波をもろに受けて、私が所属していた学部は、私が現役の頃は、一学年の学生数が約800人いましたが、一時期は、300人ぐらいまで減ったそうです。
現在は、進学希望の高校生に人気学科を整理、統廃合し、一学年の学生数は500人程度に復活したそうです。
ひさびさに学園祭を訪問して気づいたのが、「露店数の減少」です。
これは、当然のことですが、学生総数の減少と部活やサークル活動に参加する学生が減ったことが原因のようです。
次に、「鳴り物がなくなりキャンパス内が静か」なことです。
昔は、ステージがあって、そこで軽音楽部や吹奏楽部といった音楽系サークルが演奏を1日中していました。
しかし、今の時代は、「環境の時代」です。
地域住民から「うるさい」との苦情が多く、演奏系サークルのステージは音が比較的遮断される「食堂」の中で行われていました。
以前なら、「学園祭期間中は学生さんの好きなようにさせよう」という空気があった時代でしょうけれど、今の時代はそうもいかないようです。
次に、「露店の売り子さんたちから強烈な売り込みが無い」です。
私の頃は、酷いもので、売り物の焼きそばを、大量に抱えて、顏馴染みの先生や遊びに来たOBを見つけると、強引に「じゃ5個でいいですか?お買い上げありがとうございます!!」と半分「脅迫」まがいでしたが、今の学生さんはおとなしくて、「あっちでホルモン焼き屋をやってますので、来てくださいね」程度の営業です。
聞くと、先生や大学院生がいる研究室に出前的に営業に行くのは、禁止に今はなっているそうです。
きっと、学生の押しに弱い先生から「無理矢理売りつけられるのは、カンベンしてくれ~」と苦情が入って止めたのでしょう。
建前上は、衛生面の問題かもしれません。
各露店をチェックしていると、行政当局からの注意喚起のチェックリストのような手順がテントにぶら下がっていました。
確か、衛生管理や火元の安全管理、非難手順などでした。
今の時代、問題が起きると責任が問われる時代だから、行政も、大学当局も「やるべきことはやってます」という理屈にしておきたいのでしょうね。
次に母校の学園祭を訪問するのは何年後になるかわかりませんが、自分が現役の頃の教員は一番若い先生でもあと、4~5年で定年です。
卒業証明書などを発行してくれる教学課を職員の方で自分と同年代の方が何人かいるので、定年にならないうちに訪問してみたいと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ514号より)
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