東北地方のある地方都市に出張しています。

新幹線が止まる駅に降り立つと、屋台が立ち並んでいました。

聞くと、ちょうど出張期間中とドンピシャで、総鎮守の神社の「秋季例大祭」でした。

 

 

気になって、その神社のウェブサイトでチェックすると、

 

 

「秋季例大祭」

9月27日、28日、29日 五穀豊穣、氏子の安全を感謝するお祭りです。
明和2年より続く神輿渡御が行われます。
28日夜には17の山車が八幡ばやしを奏で、29日夜には、本神輿3社と35の町神輿が出て賑わいます。

 

 

と説明が記載されていました。

 

 

「お祭りが好きか嫌いか」と問われれば、「嫌いではない」と回答すると思いますが、自分の育った町のお祭りを含めて、個人的には、あまり深い思い入れがありません。

というのも、私は、先祖代々続く本家筋の生まれでないこともあり、実家が、寺や神社の檀家や氏子ではないので、「お祭りに参加する機会」が少なかったせいもあるかもしれません。

 

 

「町内会のお祭り」ですら、人見知りが幸いして、積極的に参加しないし、自治会組織の役員に選ばれないよう「おとなしくしている」ため、縁遠い存在です。

 

 

ただ、はだか御神輿や山車がひかれているのを見るのは、間近でみると迫力もあり、なんだか楽しいし、にぎわっている風景を眺めているのも「旅情を感じる(ビジネス出張なので精神的余裕はないですが)」ので、少しお祭りを見学していて面白かったです。

 

 

私が生まれた町ではありませんが、育った町には、通称「どろんこ祭り(はだか祭)」と言われる奇祭があります。

毎年225日に開催され、五穀豊穣と厄除けを祈る伝統行事です。
内容は、豊作を祈願する「裸衆祭礼」や「神田(しんでん)」で、しめ縄のわらを稲に見立て「田植え」をして、「幼児祭礼」(この日に備えて着飾った満1歳未満の幼児を抱え、神田にて額に泥を塗ってもらうと厄除けになる)、「騎馬戦」、「泥投げ」とふんどし姿の泥だらけのお祭りです。

 

 

ただ、知り合いに聞くと、ふんどし姿で祭りに参加する氏子?が少ないようで、地元企業(地銀や信用金庫)の職員に「動員指令」がでるという噂です。

専業農家が減り、五穀豊穣祈願などお祭りの元々の存在価値が薄まっていく中で、伝統行事を守るのは、7年毎の「寅と申年」に記載される信州諏訪の御柱祭りのようにマスメディアも取り上げる大祭りは別にして、小さなお祭りを継続するのは相当難しい時代だと思います。

 

 

話は逸れますが、それにしても、お祭りにつきものの「屋台」ですが、焼きそば、大判焼き、串焼き、たこ焼き、綿あめなどは価格的に「割高感満載」ですが、ついつい雰囲気にのまれて買ってしまいますね(笑)

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ509号より)

 

 

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