年1回と決めている「アレ」(100キロウルトラマラソン)を今年も走ってきました。
昨年を除き、ここ数年は30℃近くまで気温上昇し、「脱水症状での救急車出動」が多い大会でしたが、今回は、稀に見る1日中雨が降り続ける寒すぎる天候。
寒いレースが大好きな(雨と強風が吹いていなければ、気温5℃ぐらいのレースが一番タイムもいいです)私は、好調時なら、「よっしゃー!」と気合が入る展開でした。
しかも、故障からのモチベーション低下で、半年以上月間走行距離が実質150キロ以下&、ここ1年で出場したフルマラソン(20数レース)のうち、歩かずにゴールしたレースは、4~5レースというていたらくの状態だったので、当初の作戦は「キロ6分で60キロまでを6時間以内で走り、残りの40キロを7時間かけて歩く(制限時間は13時間)」という作戦でした。
けれども、故障の最大の原因となっている坐骨神経痛がすでに20キロで出始めたので、ペースを上げ、行けるところまでキロ5分で走り、残りを歩くことにしました。
しかし、40キロ手前で、早くも「歩き」が入ってしまった時は「収容車」を覚悟しました。
さすがに、残り60キロは果てしなく感じました。
45キロのエイドステーションでラン仲間にロキソニンを分けてもらい、そこから、やや持ち直して、歩いたり走ったりして、「上り坂はすべて歩き」脚を温存しながらキロ8分を上回らないように心掛けました。
それにしても、100キロウルトラを走るのは4回目でしたが、歩かずに完走できたのは最初の1回目だけで、その後は、ほぼサブテンを維持しつつも毎回「修行」のレース展開。
でも、「1年に1回ぐらい苦行を10時間近く経験するのも悪くないかな」とゴール後は感じちゃっている自分もいます。
結果ですが、90キロを8時間59分37秒で通過した時点で、「サブテン」は諦めていました。(80-90キロに67分かかっていたため)
すると、91キロ過ぎのエイドで(10時間まで残り48分でした)、ボランティアスタッフでサブスリーランナー(札幌から常呂に転勤になった学校の先生)さまから「まだサブテンいけます」と励まされ、残り3キロのところでは、大学教授の忍者ランナーさまやすれ違うランナーさまたちから「粘ればサブテンいける」と口々に言われ、ラストの1キロはキロ4まで上げて、ギリギリサブテン(9時間59分7秒)でした。
ラン仲間達が素晴らしいゴールタイムばかりだったので、タイム的には、物足りなさを感じますが、40キロ通過時点の心境を思い出せば、完走できてラッキーでした。
100キロ疲れは、体調が好調な時でさえ、あとあとじわじわと出てくるので、体調バッドな今は、しばらく体調の滋養に努めるまったりとした時間を過ごそうと思います。
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