マラソンブームもあり、人気のマラソン大会は、エントリー自体が大変です。

マラソンのエントリー方法には、招待選手や人数制限なしのエリート資格選手でないかぎり、「先着順」か「抽選」によります。


主なフルマラソン大会では、前者が、さが桜マラソン、長野マラソン、北海道マラソン、いびがわマラソン、つくばマラソン、青島太平洋マラソン、板橋シティマラソンなどで、後者が、大阪マラソン、福岡マラソン、金沢マラソン、神戸マラソン、NAHAマラソン、京都マラソン、泉州国際マラソン、東京マラソンなどになります。


個人的には、今後のレース計画が立てやすく、すぐに結果のわかる「先着順」の方がどちらかといえば好きです。

抽選だと、外れた場合、代替レースがない場合が多く、レースプランがガタガタになります。

また、逆に、落ちた場合の代替レースを保険で入れておくと、抽選レースが当たった場合、34週連続フルマラソン、というような事態も起き、「せっかく当選したし、宿や飛行機も確保してあるから全部出るか」というハードスケジュールになってしまいます。


話はそれますが、毎年43週目に開催される「長野マラソン」にはいままで縁がありませんでした。

というのも、長野マラソンのエントリー開始が毎年104週目の土曜日で、この日は、翌日のマラソン大会(しまだ大井川マラソン)の移動日になっていて、パソコンの前で、エントリー開始時刻を「待機」できないからです。

スマホで運よく「ランネット」(エントリーサイト)に繋がっても、入力しているうちに、定員オーバーということもしばしばでした。


人気大会はエントリーするのも大変ですが、実は、ホテルの確保もめちゃめちゃ大変です。

長野マラソンの場合は、長野市内のホテルを旅行代理店が押さえていて、指定日に「クリックK合戦」となります。

この指定日も土曜日であり、土曜はたいてい、マラソンの移動日なので、わたしは、ホテルのクリック合戦にも敗れ、大会側は「山ノ内町」の旅館を紹介してくれました。

しかし、会場までのアクセスが大変です。


そこで、電話帳から探し出した「大当館橘屋」さんという長野駅から徒歩20分ほどの旅館に宿泊しました。

聞くと、150年以上前に、善光寺参り客向けの旅館として創業したのですが、全国チェーンのホテルの隆盛と度重なる設備修繕と女将さんが78歳という高齢で基本的にほぼひとりで切り盛りしているので、20155月末の善光寺御開帳が終わったら150年の歴史に幕を閉じることにしたそうです。(跡地はマンションが建つそうです)


3人の息子さんは大学進学で長野を離れ、そのまま現地で就職して家を建ててしまったので、もう継ぐ人もいないため、旅館を廃業することにしたそうです。

去年宿泊した奥尻島の「豪華すぎる料理」の「民宿いわふじ」も大将と女将さんが高齢であることと、跡継ぎ問題から廃業してしまいましたが、時代の流れとはいえ、昔ながらの旅館はどんどんなくなっていくのは寂しいですね。


長野マラソンを走った後に立ち寄った「お茶屋さん」で「抹茶アイスとほうじ茶アイス&ババロア」と「おやき(菜の花)」を食べました。

隣に居合わせたおじちゃん(とおばちゃん3人)は、お茶屋さんの近所のカメラ屋さんのご隠居さんで、わたしの顔を見るなり「ピンクのシャツで走ってたよね?特徴ある顔だから覚えているよ!」とびっくりするようなことを言われました。

1万人以上が参加している大会なのに、なんで、わたしのことがわかるの??とびっくり仰天。

悪いことはできません(笑)



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