201394日付の毎日新聞によると、

『特急列車の出火・発煙事故が相次いだJR北海道は、11月からダイヤを改正し、札幌と主要都市間を結ぶ特急や快速の最高速度を時速130キロから10~20キロ落とし、運行本数を1日あたり計8本減らすと発表した』

という。


記事によると、

◇列車運行に余裕をもたせて整備時間を確保し、車両への負荷軽減を図る

◇減速減便の終了時期は未定

◇このダイヤ改正で乗客が年間約28万人減り、約16億円の減収になると試算

◇事故多発の責任を取り、野島誠社長らの役員報酬を9月から3カ月間、10~30%削減する

◇減速により所要時間は札幌-釧路間は約20分、その他の区間は数分~10分程度長くなる見込み

だという。


JR北海道の特急列車の車両火災については、私のブログの中でも、何度か見解を書かせていただいていて、JR北海道に対して、厳しい意見も挙げている。

しかし、現状、減速運転は、ディーゼル特急の能力を考えると仕方がないのかなと思う。



ちなみに、このダイヤ改正の報道がされた日に、わたしは、たまたま出張で釧路にいた。

札幌までの帰りの特急列車まで少し時間があり、釧路駅の待合室でうたた寝していると、北海道のローカルテレビ局の記者が近づいてきて「取材させていただいていいですか?」という。

「どうぞ」というと、記者があらためて、遠くから私の方に近寄ってきて、「JR北海道の減速、減便についてどう思われますか?」と質問された。


わたしは、

「釧路には年に67回出張している。バスより大量輸送で、かつ、ダイヤ通りの運行の確実性のある鉄道をよく利用しているので、減便は正直、痛いし、不便だ。しかし、減速運転は車両の能力と安全性を考えれば仕方がないと思っている」

と答えた。


記者は、わたしに「ご協力ありがとうございます」といったが、記者を目で追うと、その後、何人かの人にインタビューしていた。

また、おそらく、テレビ局側は「減速、減便はケシカラン。JR北海道の抜本的な組織改革が必要」みたいな方向性の報道をしたいのかな、と思ったので、「きっとわたしのインタビューでのコメントは使われないだろうな」と思った。


しかし、夜になって、続々と「テレビのニュース見ましたよ」という連絡が友人、知人から入ってくる(笑)

ローカル版のニュースとして夕方や夜に、わたしのインタビュー部分が繰り返し使われたらしい。

たぶん、テレビ画像では、5秒程度のコメントだと思うけど、意外にも見ている方が多くてびっくりした出来事でした。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ349号より)



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