2013年8月11日は思い出深い1日となりました。
標題の通りで「初ウルトラ挑戦初完走」ができた日です。
正直、「完走できる自信は殆どなかった」ので、直前まで、周囲にも自ら進んでは、公表はしていませんでした。
少しだけ、「北オホーツク100キロウルトラマラソン」にチャレンジするきっかけに触れておきます。
「100キロ挑戦」のきっかけは、「世界の阿部さん」こと、冬季リレハンメル五輪複合団体金メダリストの「阿部雅司さん」です。
5月のランニング教室で、阿部さんと一緒に走る機会があり、「ありがさんは、8月の北海道マラソン(25日開催)を狙っていないんだから、北オホーツク100キロ(11日開催)に出ようよ!今年は、北海道マラソンまで2週間空いているし。一緒に励まし合って、走り切りましょう!」と誘われたからです。
誘われる前まで、わたしは、「レースを利用してトレーニングする方法」を採用しているので、「涼しい浜頓別(北オホーツクマラソンのメインコース)で50キロの部に出場して、ジョギングペースで楽しんで来よう」と考えていました。
しかし、「世界の阿部さま」から直々に「励まし合いながら走ろう!」と大変光栄なお誘いを断る訳にも行きません(笑)
そして、その頃、ラン友達の「北海道大好きビール毎晩3リットル常態化でスタミナ系も型高速ランナーのつぼってぃさん(兵庫在住)」も「50キロの部」に参加することを知り、阿部さん、つぼってぃと「浜頓別を楽しんで来よう!」と、「清水の舞台から、飛び降りる」ことにしました(^_^;)
ただ、わたしは、練習でも70キロが最長で、しかもその時は、ほぼ無給水だったので、プチ脱水症状になったことがあり、ロング走についていいイメージがありません。
また、準備期間は、実質3ヶ月弱。
その間に、週末はレースもあり、結局、フルマラソン以上の距離を北オホーツクまでに走ることはありませんでした。
「100キロ初挑戦」にあたって、ウルトラ経験者のラン仲間に相談しました。
また、オーダーメイドインソールでシューズショップの「アスリートクラブの斉藤店長」には「ウルトラ用のシューズ選びとインソール作製、そして対策」を色々とお聞きしました。
http://www.athlete-club.co.jp/tyuo.html
斉藤店長からは、
『まずは完走を目指してください。ウルトラを嫌いになって欲しくないから、笑顔でゴールしてください』
『早く走っちゃダメ、キロ6分のイーブンペースで最後まで押してください』
とキツく念を押されました。
しかし、結果的には、当日は、最高気温23度(スタート時点は17℃ぐらいだったと思います)と涼しく、阿部さんが『キロ5分で行きましょう!』とおっしゃられ(汗)、主体性のないわたしは、阿部さんに付いていってしまいました
100キロコースは、浜頓別多目的アリーナをスタートして、クッチャロ湖や湿原の中を走る「時空が止まった8キロ」の直線コース(エサヌカ)などをめぐる前半の50キロがあり、一度、スーと地点に帰ってきて、その後、海岸沿いの国道275号の風車や酪農地帯の豊寒別地区りアップダウンの激しい後半50キロに分かれています。
なお、50キロの部は、100キロの5時間後の10時スタートなので、5時間以内に前半を終了すれば、50キロ出場ランナーより早く50キロを通過できます。
わたしの前半は、ほぼキロ5分ペース。
ありがたいことに、コース上に42.195キロ表示があり、時計を見ると「3時間26分台」で、50キロ通過は4時間9分14秒でした。
しかし、50キロ過ぎからは「設定タイムをキロ5分30秒に落とそう」と決めましたが、キープできたのは、約60キロまで。
そこからは、もう足は動かなくなり、サロマウルトラ経験者のNHKアナ池田耕一郎さんにいわれた「70キロ」は、しんどくて、しんどくて(>_<)
100キロコースは、3箇所の折り返しがあり、すれちがいコースで阿部さんからはハイタッチやエールをいただき、自衛隊の収用車を横目にしながら、「リタイヤする」という気持ちは回避できました(笑)
わたしの結果は『9時間27分22秒』(総合22位、年代別9位)とタイムはイマイチですが、100キロウルトラランナーなることが出来ました
ちなみに、阿部さんは、8時間50分42秒で総合13位(年代別5位)、50キロのつぼってぃは3時間50分42秒 で総合5位(年代別5位)と素晴らしい結果でした(^-^)/
女子優勝は、道内レースで入賞常連の下河原敦子さんで、9時間1分3秒で大会新(^O^)
下河原さんは、昨年のタイムが9時間44分台で3位。
75キロで下河原さんに追い抜かれるまでの3回の折り返し箇所では、「下河原さん、ファイト!」と声を掛けていたので、抜かれる時に「やっと追い付きました」と声を掛けていただきました。
私の宿泊先は、「ぶんちゃんの里」という酪農家さん(小川牧場)の宿泊施設で、大会公式カメラマン「オールスポーツさん(フォトクリエイト)」のカメラマン2人が宿泊されていて、カメラマンさん曰く「下河原さんのフォームはとてもきれいで撮影しやすかった」とおっしゃってました。
(ぶんちゃんの里 HP http://www1.ocn.ne.jp/~farmin/
(ぶんちゃんの里ブログ http://blog.goo.ne.jp/bunchan54/
)
100キロを走るきっかけを作ってくださった阿部さんをはじめ、アドバイスをいただいたラン仲間のみなさまに感謝したい思い出深い大会になりました(^-^)/
【2013年2月14日発売!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ7つの思考法』(パブラボ刊)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/
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