先週のことですが。。。
札幌から青森行きの夜行急行「はまなす」に乗車しました。
指定を取っていたのですが、札幌駅に発車前のギリギリの21時57分頃(出発は22時ちょうど)に到着すると、すでに、大きなリュックサックを背負った外国人さんが私の席で寝ている。
尋ねると、「前の座席が私の座席だが、友達と隣どおしで、狭くて寝られないから、あなたの席に座っててもいいか?」と聞かれる。
札幌駅発車時点では、空いているけど、この列車は、南千歳、苫小牧で、どどっと乗りこんでくる。
しかし、彼はすでに、安眠態勢になっているので、「どけ!」というわけにもいかず、彼の申し出に了解し、とりあえず、後ろの席に座る。
すると、予想通り、南千歳で、若いカップルが乗車してきた。
車掌さんに事情を話して、「指定券のダブリなどがあった際に使用する、車掌裁量で空けてある席」に移らせてもらう。
車掌は英語ができないし、わたしも、「自分のシートだ!」と占有権を主張するのも面倒。
しかも、わたしなんぞ、大荷物があっても、「客室に持ち込むとハタ迷惑」なので、荷物置き場やデッキに、平気で「置きっぱなし」にするが、外国人は習慣上、自分の荷物はどんなにでかくても、自分の身近な場所に置く。
しかも、背丈も外国人はデカイときている。
対策としては、「札幌駅発車時点で、座席が空いていても、乗ってくる人が落ち着く、苫小牧までは、自分の席に着席していてください。その後、空いていれば、空き座席を指定しますので、座ってください」とJR側が発券時、あるいは、車掌が説明しないと、その後乗車してきた日本人乗客が困ることになる。
日本人はお人よしなので、我慢していますしね。
しかも、この外国人は「礼」も言わない。
到着した青森駅でも、何度も目線があっているのに。。。
外国人の、わがもの顔な態度は、イアン・ソープみたいにイケメンだったけど、ホント、ジワジワとムカついてきた。
青森到着後、バスの時刻まで約2時間ある。
そこで、駅から徒歩5~6分の場所にある「まちなか温泉」に向かう。
サウナに23分入って、汗を1.15キロ分だしたら、3日ほど「プチ断食」(飲み物、飴、ガムは欲しくなったら自由)をしていたので、かなりフラフラになりました。
十和田湖行きのJRバスで、揺られること、約1時間35分(帰りの所要時間は、約1時間でした)の道中です。
途中、昨年12月に開通した新青森駅を経由。(誰も乗ってきませんでした)
八甲田は、1977年に公開された映画「八甲田」のロケ地としても有名です。
ちなみに、この映画は、実際に1902年に発生した「八甲田雪中行軍遭難事件」(陸軍が訓練中に吹雪で山中に取り残され、大量死した事件)をもとにしています。
出演していた秋吉久美子さん、加賀まりこさんは、わっかーい。
ソフトバンクのCMでお馴染みの北大路欣也さん(当時33歳)も、若い。
ただ、この日の山のコンディションは、最悪。
風か強く、吹雪で、視界も悪い。
山頂に着くまで、ロープウェイは、何度も停止する。
山頂に到着しましたが、外は、こんな感じ。
何も見えません。。。
初八甲田なので、コースイメージは、ユーチューブで確認したのみ。しかも、その画像は、快晴時のもので、ぜんぜん、違う。
他のスキー場で、「視界不良」は何度も経験し、違う尾根に降りてしまった経験もあるので、慎重に、オレンジ色のガイドポールを探しました。
この霧氷?も実際は、きれいでしたが、風と吹雪で、ちゃんと映っていません。
私の後ろには、モンスター(樹氷)があったはずですが、視界不良で写っていません。
ダイレクトコースの中間点を過ぎたあたりは、視界がややひろがり、緩斜面になりました。(もちろん、深雪です)
3.5キロのコースを、なんとか50分ぐらいかけて、なんとか下山すると、強風で、ロープウェイは運行休止。
メニューは豊富です。
青森名物「焼き干しラーメン」にもひかれましたが、定番の「八甲田そば」650円を注文。
ダシはちょっと甘めで、山菜(パックものだろうけれど)がたっぷりで、美味しい。
手作りポテトチップス(150円)も激ウマなので、オススメです。
しばらく待っても、天候は回復しないので、下山するのも、もったいないと考え、隣のリフト売り場に向かいました。
ガイドブックでは「八甲田スキー場」とひとくくりなので、会社が一緒かと思いましたが、ロープウェイは「八甲田ロープウェイ株式会社」、リフトは「八甲田パーク株式会社」と別会社なのです。
ということで、この日も、乗車券は、ロープウェイとリフトの2種類になってしまいました。
リフトは2本しかなく、しかも、1本は「運休中」というレベルのスキー場なのに、「八甲田国際スキー場」(笑)
ウェブサイトで調べた範囲では、「ゲレンデは圧雪」となっていましたが、この日は、ずっと降雪していたので、自然の深雪になっていて、「山スキーのトレーニング」には最適でした。
隣のリフトは、ほとんど、動かしていない感じです。
吹雪いているせいで、通常は、雪は、山から吹き下ろして降ってくるので、リフトに乗っている時が、辛いのですが、ここの雪は、リフトに乗っていると、背中から降ってきます。
したがって、滑る時は、超向かい風で、押し戻されちゃいます。
全コースを含め、リフトに10本乗って、滑って、終了。
この日の滑り、
◇ロープウェイ 1本
◇リフト 10本
ゲレンデスキーにどっぷりつかっている私にとって、山スキーはタフでしたが、違う魅力も感じ、「また来たい!!」と思いました。
しかし、快晴の時に、来てみたいですね(^0^)