札幌で暮らしているのに、違う地域でスキーをしてみたくなり…
こんな感じの夜行列車に揺られ
コインロッカーがない代わりに、荷物は200円で預かってくれる
しかし、いままでの旅行経験では、ひっそりとはじっこに置いておけば、もーまんたい
ってか、荷物預かりのシステムはあとで気づきました(^_^;)
しかし、天候は最悪で「強風&吹雪」
ロープウェイに乗っても、風が強くて支柱にぶつかりそうなため、到着までに3~4回停止していました
山頂に着くと、案の定、吹雪&強風
山スキーに慣れていそうな重装備なおじさんや若者も、風でからだが飛ばされていました
おそらく、風速20メートルぐらいあったと思います
そして、視界が5メートルもなく、目印のオレンジ色のポールも見えにくいんです
しかも、わたしは、「八甲田初参戦」なので、余計にツラい
仕方がないので、誰かが来るのを待って追いかける作戦に切り替えました
やー、遭難したら、シャレにならないですからね~。
八甲田は、毎年、遭難者が出るので、ニュースになるし、また、「八甲田山」といえば、明治時代(1902年)の実話「八甲田山雪中行軍遭難事件」が有名なぐらい、「八甲田=遭難」のイメージが強い。
「遭難事件」については、1977年に公開された、高倉健さんや、故丹波哲郎さん、三國連太郎さん、故緒形拳さん、北大路欣也さんなどそうそうたる俳優さんが出演した映画「八甲田山」(原作は、新田次郎氏の「八甲田山死の彷徨」)になった。
しかし、強風でこれだけ視界が悪かった経験は、過去を振り返ってもベスト3に入ります
なんせ、鼻からでている鼻水が鼻毛を通じて凍るので、鼻の穴を凍りついた鼻水が覆い息苦しいんです
また、涙が睫毛を通じて凍るので、目も余計に見えないんです
そんな感じで、かなり苦労してなんとか下山すると(モンスター(樹氷)を見学して、記念撮影する、なんていう余裕はまるでなし)、やはり、風速が25メートル以上出てきたみたいで、運休
改札にも、運休のお知らせが出ていました
本当なら、こんな風景を眺め、
こんな感じの風景に感動しながら、フォレストコースの樹海群を颯爽と滑っているハズだったんですが、自然の力には勝てません
八甲田に滑りに来る人は、パウダーの深雪を満喫したい人ばかりなので(というか、そういう人しかいない)、ロープウェイが運休になったとたん、宿のマイクロバスが迎えに来て、早々に引き上げていました
しかし、せっかくなので、1本だけ運行しているリフトで、深雪滑りの練習に励みました
今日は、本数は少ないのですが、体力を消耗したので、たぶん、お風呂に入ったらバタンキューです
それにしても、遭難しなくてよかったぁp(^-^)q