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先週、仕事で沖縄県の石垣島に行った。
石垣島への出張は、「比較的直前に決まったこと」と「9月の連休と重っていたこと」から、以前、宿泊したビジネスホテルは満室だった。

プライベートな旅行の場合は、ホテル選びのポイントに「価格」以外に「食事の質」「サービスの質」「ホテルの雰囲気」などを考慮するのだろうけれど、ビジネスの場合は「インターネット環境」が一番のポイントとなる。
したがって、このように「以前宿泊したことがあるホテルが満室」の際は、「客室設備がイメージできるチェーン店」を予約するのがビジネス環境として安全だ。

そこで、石垣島にあるホテルチェーンをチェックすると、東横イン、ルートインなどがあった。
価格的に安かったのは「東横イン」だったので、即決定。

実際に、現地に行ってみると、東横インは、2010年7月現在で226店舗あるが、石垣島の東横インは200番台で、聞くと2009年11月にオープンしたそうで、館内および室内はきれいで、インターネット環境も問題なしだった。

ただ、チェックインした時は、勢力の強い台風11号が石垣島に接近中で、夜中にピークを迎えた。
夜中にパソコンに向かって仕事をしていると、急に、足元が冷たくなった。
よくみると、足元のじゅうたんが水浸しだ。

原因は「窓のサッシからの水漏れ」。
台風による、「暴風」はしのいでいたが、叩きつけるような雨風で、雨水がサッシの隙間から入って来て、じゅうたんに浸水したのだろう。

床に置いてあったカバンは、じゅうたんに沁み込んだ水が浸透しており、中に入れていた書類は、インクがにじんだり、紙の含水率が上がってへろへろになっていた。
急いで、カバンを「ハンガーにひっかけて空中に避難」させた。

東横インは、ホームページでもうたっているように、環境配慮型のサービスを実施している。
例えば、
◇テレビ:再生液晶パネルを使用したテレビを導入
◇トイレ:シャワーで使用した水をろ過して再利用
◇クシ:特殊加工した紙入り素材でプラスチック不使用
◇洗剤:詰め替え式
◇館内ポスター:森林認証林やリサイクルされた木材からできている紙を使用
◇箸:割り箸を廃止しリユースできる樹脂製素材を使用
などだ。

要は、環境配慮をうたったコスト削減にも繋がっている。
あと、予想であるが、ホテルの建物や設備に関して、グループ全体で「集中的に使用資材の規格を統一化して購買コスト」も抑えているのだろう。
しかし、石垣島は台風のメッカだ。
サッシの仕様は、おそらく「台風の直撃を受けても水漏れなど問題が発生しないかどうか」までは検証していないのだろう。

今回の台風で、ホテルは、
◇じゅうたんの乾燥作業(タオルや乾燥機のエネルギー)
◇サッシからの雨水進入におけるその他の建物、設備のメンテナンス
が生じたはずだ。
また、私のように「カバンへの浸水」により荷物への被害を受けたお客さんからのクリーニングなど賠償請求もあったかもしれない。

そう考えると、「環境配慮した設備類の統一化」は必ずしも環境にやさしくない。
地域性を考慮した購買システムにしなければ、トータルで見ればコスト増になり、結果的に「環境に配慮していない」ことにもなるのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ195号より)


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