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バンクーバー五輪の日本選手団主将で、日本ジャンプ陣最年長39歳の岡部孝信選手が、がけっぷちに立たされている。

昨シーズンはW杯で久々に優勝し、好調が伝えられていたが、今シーズンは調子が上がらず、W杯より格下のコンチネンタル杯や国内大会で調整をして日本代表の座はつかみ取った。
しかし、昨年に比較するとまるで岡部選手らしくない。
そして、バンクーバー五輪でも、現地に入っても調子が上がらず、ノーマルヒルとラージヒルのメンバーからは外れてしまったのだ。

あとは、団体戦のメンバーに入ることができるかどうかであるが、もしかしたら、試合に出場しないままバンクーバー五輪を終えてしまうかもそれない。

ジャンプ競技は、日本時間の早朝4時半から実施されていたので、ノーマルヒルもラージヒルも視聴するチャンスに恵まれたが、屋外競技で、しかも、上空を飛行するため気象条件によって飛距離がこんなにも違うものかと改めて実感した。
技術的実力があっても、浮力を得ることができる有利な向かい風か吹いているか否かで結果が全く違うのだ。

また、W杯上位者は、大会運営側にも優遇される。
つまり、W杯ランキングが下位であると、ジャンプ可能な気象条件であれば、どんどん跳ばしてしまうが、上位者に対しては不利な風が吹いていると、一時競技を中断したりする。

そう考えると、日本チームは、W杯ランキングのトップテンには誰もいなかったのだから、跳ぶ順番を意識的にばらつかせて「気象条件リスクの分散」つまり、跳ぶ順序を、意識的に分散化させても良かったのではないかと思う。

「跳ぶ順番の分散化」をすると、岡部選手はW杯の得点がないから1回目のジャンプは、当然、かなり早い順番で跳ぶことになるから、日本選手は「序盤」、「中盤」、「後半よりの中盤」と跳ぶ順序を分散させることができる。

葛西紀明選手の「悲願の金メダル獲得」は今回も個人種目ではダメであったが、なんとか、団体戦では、メダル獲得を目指して頑張って欲しい。

それから、話は変わるが、モーグル、フィギュアスケートなどの世界選手権は毎年開催されている。
他の競技、例えばジャンプなどの世界選手権は2年毎の開催であるから、オリンピック開催年には開催されない。
つまり、モーグル、フィギュアスケートに関しては、今年の世界選手権は「表彰台を目指すならチャンスの高い大会」なのである。

「なぜ、チャンスが高い」かと言うと、
「オリンピック開催年は、すべての有力選手が世界選手権に出場しない」
という最大の理由があるからだ。
ちなみに、前回トリノ五輪後の世界選手権では、金メダルを獲得した荒川静香選手や銀メダルのサーシャ・コーエン選手、銅メダルのスルツカヤ選手などが出場せず村主選手が2位(トリノ五輪では4位)に入った。
さらに時代をさかのぼれば、1994年のリレハンメル五輪で5位だった佐藤有香選手(現在、アメリカ代表のジェレミー・アボット選手のコーチ)はその年の世界選手権で優勝している。

そう考えると、モーグルの上村愛子選手や里谷多英選手やフィギュアの選手は今年の世界選手権は「勝つ」チャンスだと思う。


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