仕事で「東京の蒲田」に行った時のこと。
京急蒲田駅前の商店街を歩いていると「営業中の取材お断り」「どっちの料理ショーで紹介」など「売り文句が派手」なラーメン屋さんの看板を見つけた。
実は、2年ちょっと前(2007年10月ごろ)に初めて発見したのであるが、どうも「自意識過剰じゃないのかなぁ」と入るのを敬遠してきた。
お店を覗くと、先客は2組。
お店が混んでいると、写真は撮りにくいし、落ち着かないけど、今日は空いているから「入ってみるか」という気になった。
入ると食券をまずは購入。。。するはずなのだが、食券機のお札部分の投入口が壊れていて、結局、ひとりで切り盛りしている店主のおじさんに口頭で注文。
愛想は決して良くないが「職人のなせる技かな」と自分を納得させて、カウンターのみ10席ほどの座席に着席。
「金賞受賞」(何の金賞受賞なんだろう??)と書いてある「醤油ラーメン」550円を購入。
スープはあっさり系ではあるが、そこそこコクもあり、悪くはない。
麺は太麺だ。
ミニの割に、ご飯はお茶碗いっぱい入っていて、良心的な価格。
味はふつうだけど、350円でもいいぐらい。
注文したメニューの全体像。
場所が「東京であること」「駅前であること」を考えれば、値段は安いし、味にめっちゃこだわりがなければ、十分に美味しい部類に入るお店だ。
「営業中の取材お断り」の張り紙も「店主がひとりで切り盛りしている」「それなりに、絶えずお客さんが入ってくる」ことを考えれば、当然の「張り紙」だ。
ただ、過度な期待を持って入店すると、「期待はずれ」という評価をしてしまうのかもしれない。
電話番号は「非公開」だし、お客さんが「何時までやっているんですか?」と質問すれば「スープがなくなるまで」と本当に愛想がなく、そっ気がない(笑)
しかし、「それもこのお店の特徴」と思えば、まぁ、納得である。
【店舗情報】
創作ラーメン 八卦
東京都大田区蒲田4-6-8