ベストセラー「99.9%は仮説」(光文社新書)を著した竹内薫氏が書いた「天才の時間」(NTT出版)を読んだ。
この本では、
・“天才”といわれる人物は、みなニートだった!?
・ニュートンから北野武まで、かれらの暇と思索の時間を探り、偉業の秘密に迫る
と言っている。

たとえば、万有引力を発見した「アイザック・ニュートン」は、勤務していた大学が伝染病で休校になっていた約20ヶ月の間に生涯研究の基盤となる発見や研究を成し遂げているそうだ。
これを「創造的休暇」というそうだ。

また、進化論の「チャールズ・ダーウィン」はヴィーグル号で約5年かけて地球1周の航海をしてから「種の起源」を出版するまで約20年以上を費やしている。
航海によって進化の考えに思いついてから、なんとその後は、お金持だったのでほとんど仕事をしなかった。
ダーウィンの偉大な学説は、アイデアを温め続けた「生涯休暇人」的生活の中から生まれたというのだ。

つまり、天才は「短期間の脅威的な集中力」と「ニート的な時間」の融合により生まれるという。
「規則正しく、計画的に生活すること」を美徳と捉えている凡人には、そもそも「天才になるための生活条件がない」ようである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカルシンキングのススメ メルマガ89号より)

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