マネジメントシステム専門誌の対談企画があった。
もともとは、この専門誌の2008年5月号の特集記事を執筆させていただいたご縁で、編集部に提案した。
提案する時のイメージを、確か、
「マネジメントシステム業界に一石を投じるような企画、例えば、一般的に業界有識者と呼ばれるような学者とか既存の著名認証機関関係者でなく、在野の人物で、現場で活発にコンサルティングをされている方との対談にような・・・」
というようなニュアンスで編集部と縁が深いジャーナリストの方に相談した。
「ジャーナリストの方に相談」したのは、今までに「対談記事」を経験したことがあったが、校正の段階で原型を留めないほどに「赤字」を入れさせていただいたことがあるからだ。
何度か経験すると分かるが、対談の場合は、「関係者が、読者の事を考えずに、あ・うんでしゃべっているから、どうしても言葉足らず」になる傾向がある。
つまり、そのまま、記事になりそうな部分を単に切り取って文章として起こすだけでは、読者にとっては「この人たち、結局何が言いたかったの?」となってしまう。
したがって、「対談企画をするなら、対談者の想いを理解した優秀な編集者に制作に加わって欲しい」という思いがあったのだ。
対談は、第6版になるベストセラー「くたばれISO!」の著書で有名な業務改善コンサルタントの森田勝氏、ジャーナリストの柿川鮎子氏、ISOマネジメント編集長黒田潤氏と私で開催することになった。
ジャーナリストの柿川さんからは「お題を決めてしゃべると話が固定化してしまうかもしれないので、フリートーキングでやりましょう」とのことだった。
もともとは、この専門誌の2008年5月号の特集記事を執筆させていただいたご縁で、編集部に提案した。
提案する時のイメージを、確か、
「マネジメントシステム業界に一石を投じるような企画、例えば、一般的に業界有識者と呼ばれるような学者とか既存の著名認証機関関係者でなく、在野の人物で、現場で活発にコンサルティングをされている方との対談にような・・・」
というようなニュアンスで編集部と縁が深いジャーナリストの方に相談した。
「ジャーナリストの方に相談」したのは、今までに「対談記事」を経験したことがあったが、校正の段階で原型を留めないほどに「赤字」を入れさせていただいたことがあるからだ。
何度か経験すると分かるが、対談の場合は、「関係者が、読者の事を考えずに、あ・うんでしゃべっているから、どうしても言葉足らず」になる傾向がある。
つまり、そのまま、記事になりそうな部分を単に切り取って文章として起こすだけでは、読者にとっては「この人たち、結局何が言いたかったの?」となってしまう。
したがって、「対談企画をするなら、対談者の想いを理解した優秀な編集者に制作に加わって欲しい」という思いがあったのだ。
対談は、第6版になるベストセラー「くたばれISO!」の著書で有名な業務改善コンサルタントの森田勝氏、ジャーナリストの柿川鮎子氏、ISOマネジメント編集長黒田潤氏と私で開催することになった。
ジャーナリストの柿川さんからは「お題を決めてしゃべると話が固定化してしまうかもしれないので、フリートーキングでやりましょう」とのことだった。

ただせっかくの機会なので、「どうせ掲載していただけるのなら」の気持ちで、頭の中で対談で話す基本的な考え方を整理しておくことにした。
例えば、
1)企業体質にISOが合わない(例:従業員の教育や顧客満足なんてどうでもいい。単にもうかりゃいいんだ)ところは除いて、もうちょっとまともにマネジメントを理解をしてくれる企業が増えて欲しい
2)凡人が成功者になるための基本原則をISOを通じて、5Sのように、「社会人の当たり前の教養として身に付けて欲しい
3)世間一般では、ISOマネジメントは、まだまだ「マニアックな世界」。「ISO規格」と考えずに「マネジメント」と考えれば、すべての組織に必要な概念のはずなのに、なぜ
もっと活用されないのだろう?
4)1)~3)の想いを含め、もっと我々業界関係者が色々と媒体を通じて絶えず発信していかなければならない
と言う感じである。
対談相手となった、森田先生とは、初対面であったが、温厚かつ著書のイメージどおりの熱い想いを持った紳士で考え方が多くの部分で一致した。
共感した印象的なフレーズはたくさんあり、その辺は専門誌の記事になってからのお楽しみであるが、
・私は「ISOコンサルタント」という職業は存在しないし、意味がないと思う
・「認証」という看板だけのみの目的の会社とは仕事をしない
・ISOマネジメントシステムを使いこなしている企業はせいぜい5%
・なぜ、業界メディアはもっと健全なISOを広めるような活動をしないのか?例えば、本の出版について、「売れるための宣伝」や「一緒に読者の意識を変えていくんだ」という制作に関する一体感が欠けている
などである。

それにしても、対談を終えて振り返ると、黒田編集長が話題を振るたびに、話すことが多すぎて、予定の紙面に収まるのだろうか?と思う。
編集を担当していただける個人的にはとっても信頼の厚い柿川さんの編集能力に期待したいし、今から記事になるのが楽しみだ。
対談記事は恐らく、8月20日発売の「ISOマネジメント」の9月号に掲載される。
http://pub.nikkan.co.jp/mgz/iso/index.html ぜひ、ご一読いただけると幸いである。
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