ここ最近、「文章を書く作業」に費やす時間が多い。
どんなものがあるかというと、
1)毎日
ブログ、電子メール(パソコンメール、携帯メール(ほぼプライベート))
2)ほぼ毎週
コンサルティング用資料、審査関連資料
3)ほぼ毎月
雑誌などのコラム
4)不定期
講演会用資料、新カリキュラムによる講義用テキスト、書籍用原稿
となる。

それぞれが「遅れがち」に陥ると精神的にイライラしてくる。
特に、ここ数ヶ月、頭の中の悩みの配分が大きくなり、ストレスが溜まっているのが4)である。4)のうち、書籍用原稿は徐々にメドがついてきているが、まだまだ新カリキュラムによる講義用テキストは4つ抱えており、作成時間を確保しなければとんでもないことになる(大汗)

書籍用原稿については、2008年9月初旬に第三弾の単行本が発売予定で、現在、初稿ゲラの修正・追加が終わったところだ。
この書籍のタイトルは「仕組みが無くてダメな会社 仕組みがあってもダメな会社(仮題)」(日刊工業新聞社刊)。
「「不祥事」を止めるISO思考」(光文社刊)の続編といってもいいような内容の作品である。

以下に、「はじめに」の一部を引用させていただく。
(ここから)
(略)・・・「組織の不祥事」には大きく分けて2種類あることがわかってきたからだ。
それは、不具合や事故の再発や事件の発生の恐れが予見できたにも関わらず、業務管理が不十分なため、問題が必要以上に大きくなり、「社会問題と化してしまったケース」と「動機、機会、モラル違反」の3点セットが揃った時に発生する「不正」である。
結論から言ってしまえば、前者の多くは「組織の経営管理の仕組み」(マネジメントシステム)がその時代時代に合った適切な状態に管理されていないために不祥事が発生している。
つまり「仕組みが無くてダメな会社」だ。
しかし、組織の長年の誤った業務習慣から培われ、醸成されていった後者については、不正の基となる「動機、機会、モラル違反」は行き過ぎたワンマン経営、売上至上主義、成果主義などといった組織体質が起因しており、表面上または形式的に「組織の経営管理の仕組み」をちょっといじったところで、哲学、理念、自組織の社会における存在意義などから徹底的に捉えなおし、鍛えなおさなければ組織は何も変わらない。
つまり「仕組みがあってもダメな会社」だ。・・・(以下略)

ここ1年の組織不祥事をISO思考で考察している書なので、気軽な読み物として、ぜひご一読いただけると嬉しい。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカルシンキングのススメ メルマガ82号より)
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