とりわけ、ビジネス書の中でも「○○力」「○○勉強法」系の本がブームだそうだ。
アマゾンで「○○力」系の本を売れている順番に検索すると、
(注:長文タイトルは一部を抜粋)
・ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力:勝間和代著
・コンサルタントの「質問力」:野口吉昭著
・察知力:中村俊輔著
・悩む力:姜尚中著
・世渡り力:岡野雅行著
・ビジネスマンのための「解決力」:小宮一慶著
・地頭力:細谷功著
・鬱の力:五木寛之、香山リカ著
などがあり、
同じく「○○勉強法」系の本も検索すると
・脳を活かす勉強法:茂木健一郎著
・無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法:勝間和代著
・世界一簡単な外国語勉強法:苫米地英人著
・最小の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術:泉正人著
・最強の集中術:ルーシー・ジョー・パラディーノ 森田 由美著
・「できる人」の仕事術&目標達成テクニック:箱田忠昭著
などがあった。
末尾に「力」の付いたタイトル本の草分けは1998年に出版された「老人力」:赤瀬川原平著と言われている。
出版社としては、読者にわかりやい、キャッチーなタイトルにするために趣向を凝らす。
例えば、「就活力」:鈴木賞子著 は、もともと鈴木氏が考えたタイトルは「プロフェッショナルになるための条件」だったそうだ。
しかし、読者ターゲットが「これから社会に出る人向け」だったので、出版社側がこれでは伝わらないと考え「就活力」になった。
「○○力」「○○勉強法」を購入する読者側の立場で言えば、
a)会社でのOJT(仕事を通しての教育訓練)が減り、即戦力を求められている
⇒自分で勉強しなければ、という焦燥感
b)トクする方法を知らないから
⇒能力があるのに自分が成功しないのは方法論がわからないからだ
c)できるビジネスマンになったような充実感
⇒力本、勉強法本を読むことでの安心感
などが背景にあるのかもしれない。
という私も、結構「力本」「勉強法本」は買ってしまう。
(現状、“積読”されている本の方が多くなっていますが。)
プロサッカー選手の中村俊輔氏が書いた「察知力」は読みやすそうなので購入して読んでみようかな、と思う。
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