私にとっては滅多にない体験をした。
それは、「搭乗した飛行機が目的地の空港へ着陸態勢に入り、管制官からストップがかかり、上空を旋回しているうちに燃料が乏しくない出発した空港へ引き返し、適当なレベルのホテルが手配できずネットカフェで朝まで過ごした」という経験である。
そもそも、社会人になってから仕事で飛行機にはたぶん500~600回ぐらい(ここ8~9年は、確実に毎年60回は搭乗している)乗っている。
つまり、おおよそ500回に1回の出来事に遭遇したわけだ。
いままで、予約便に乗って目的地にたどり着けなかったのは、
・仕事のあとに、現地の人が観光案内してくれて、予約便に乗り遅れたこと1回
・台風の影響で到着が遅れ、予定していた乗り継ぎ便に間に合わなかったこと2回
しかない。
前者のケースは、8月の土曜日と観光シーズン真っ只中だったので、当日の便は満席で、翌日の便になってしまった。
後者のケースは、予定の乗り継ぎ便には間に合わなかったが、その次の便には搭乗できたので、結果的には出張スケジュールに殆ど影響を与えなかった。
こうしてあらためて振り返ってみると、出張が多い人間としては、今までうまく交通トラブルを回避してきたほうかもしれない。
ちなみに、飛行機以外では2003年5月26日の東北地方で発生した地震の影響で、私の乗車した東北新幹線が古川駅(宮城県)で立ち往生となったのと、時期は忘れたが同じ頃に送電線のトラブルで新幹線が止まり、いずれも、車中で一夜を過ごした事がある。
このときも、古川駅で立ち往生のケースの場合、翌日の仕事が埼玉県の川越であり、予定時間に1時間ほど遅刻してしまったが、結果的には仕事については支障が無かった。
飛行機(JAL)とJRを一概には比較できないが、結果論からは、
・JALは基本的に旅行者の時期責任(要は、ほぼほったらかし。)
・JRはおむすび、サンドウィッチ、飲み物、宿泊場所(空き車輌)を提供し、特急料金を払い戻してくれた
という大きな違いがあった。
もちろん、JALは搭乗時に「天候不良の場合は引き返す場合もございますのであらかじめご了承下さい」と案内はされているから、「それを承知で乗ったんだから後は自分で考えてね」というJALの理屈は分かる。
しかし、トラブル時の対応が誠実でないと「なんとなく釈然としないなぁ」の気分になる。
私は「愚痴を地上職員に言ってもどうにもならない」事がわかっているので、最初は静かにしていた(というか、その間にネットで翌日のフライト予約をしていた)が、地上に降りると他の乗客は地上係員に詰め寄っている風景がたくさん見られた。
ある意味これは当然だろう。
今回のJALの場合、
1)出発時、飛行中など予定時刻より遅れる事態が発生していたが、説明が遅い
2)機長の説明が非常に事務的かつ、「申し訳なさ」が伝わってこない口調
(例:放送を言い終わるとぶちっと切る、などアナウンスの力量が不足している)
3)目的地の空港で何度か着陸態勢に入ったが、管制官からの指示で何度もやり直ししたが、その案内も遅い(テスト飛行、または監査が入っていた飛行のようである)
4)引き返す決定を既にしているのに(飛行の軌跡よりなんとなく)、その機内放送が遅い
5)アテンダントさんが「地上職員が搭乗券の扱いと、宿泊先の手配をしています」と案内していたのに、地上では簡単な航空券の扱い(払い戻しか、別の便を選ぶか)のみの案内だった
など乗客が「詰め寄って文句の一つも言いたくなってしまう伏線」があり、多くの乗客に「天候の問題だから仕方がない、乗務員のみなさん、お疲れ様」という雰囲気にまるでさせなかった。
ただ、これでは、改善にならないから、機内の様子を極めて冷静に地上職員に説明し、伝える必要があると思った。
そこで、男女の地上職員をつかまえて出発から機内の様子までを説明した。
最初は「単にすみません、上のものに伝えておきます」モードだったので、「これでは単なる意見」になっちゃいそうな懸念があり、女性の地上職員に顧客番号と名前を伝えて「苦情」として情報を登録してもらった。
それにしても、どうもこの日は、私の乗った便以外はほとんど引き返すことなく着陸できたようだった。
なんと、不運。。。
まっ、登録してもらった苦情については、どうせ「抹殺」される「苦情」ではあると思うが、「ブログのネタにできたからいいかな」とも思うのである(笑)
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それは、「搭乗した飛行機が目的地の空港へ着陸態勢に入り、管制官からストップがかかり、上空を旋回しているうちに燃料が乏しくない出発した空港へ引き返し、適当なレベルのホテルが手配できずネットカフェで朝まで過ごした」という経験である。
そもそも、社会人になってから仕事で飛行機にはたぶん500~600回ぐらい(ここ8~9年は、確実に毎年60回は搭乗している)乗っている。
つまり、おおよそ500回に1回の出来事に遭遇したわけだ。
いままで、予約便に乗って目的地にたどり着けなかったのは、
・仕事のあとに、現地の人が観光案内してくれて、予約便に乗り遅れたこと1回
・台風の影響で到着が遅れ、予定していた乗り継ぎ便に間に合わなかったこと2回
しかない。
前者のケースは、8月の土曜日と観光シーズン真っ只中だったので、当日の便は満席で、翌日の便になってしまった。
後者のケースは、予定の乗り継ぎ便には間に合わなかったが、その次の便には搭乗できたので、結果的には出張スケジュールに殆ど影響を与えなかった。
こうしてあらためて振り返ってみると、出張が多い人間としては、今までうまく交通トラブルを回避してきたほうかもしれない。
ちなみに、飛行機以外では2003年5月26日の東北地方で発生した地震の影響で、私の乗車した東北新幹線が古川駅(宮城県)で立ち往生となったのと、時期は忘れたが同じ頃に送電線のトラブルで新幹線が止まり、いずれも、車中で一夜を過ごした事がある。
このときも、古川駅で立ち往生のケースの場合、翌日の仕事が埼玉県の川越であり、予定時間に1時間ほど遅刻してしまったが、結果的には仕事については支障が無かった。
飛行機(JAL)とJRを一概には比較できないが、結果論からは、
・JALは基本的に旅行者の時期責任(要は、ほぼほったらかし。)
・JRはおむすび、サンドウィッチ、飲み物、宿泊場所(空き車輌)を提供し、特急料金を払い戻してくれた
という大きな違いがあった。
もちろん、JALは搭乗時に「天候不良の場合は引き返す場合もございますのであらかじめご了承下さい」と案内はされているから、「それを承知で乗ったんだから後は自分で考えてね」というJALの理屈は分かる。
しかし、トラブル時の対応が誠実でないと「なんとなく釈然としないなぁ」の気分になる。
私は「愚痴を地上職員に言ってもどうにもならない」事がわかっているので、最初は静かにしていた(というか、その間にネットで翌日のフライト予約をしていた)が、地上に降りると他の乗客は地上係員に詰め寄っている風景がたくさん見られた。
ある意味これは当然だろう。
今回のJALの場合、
1)出発時、飛行中など予定時刻より遅れる事態が発生していたが、説明が遅い
2)機長の説明が非常に事務的かつ、「申し訳なさ」が伝わってこない口調
(例:放送を言い終わるとぶちっと切る、などアナウンスの力量が不足している)
3)目的地の空港で何度か着陸態勢に入ったが、管制官からの指示で何度もやり直ししたが、その案内も遅い(テスト飛行、または監査が入っていた飛行のようである)
4)引き返す決定を既にしているのに(飛行の軌跡よりなんとなく)、その機内放送が遅い
5)アテンダントさんが「地上職員が搭乗券の扱いと、宿泊先の手配をしています」と案内していたのに、地上では簡単な航空券の扱い(払い戻しか、別の便を選ぶか)のみの案内だった
など乗客が「詰め寄って文句の一つも言いたくなってしまう伏線」があり、多くの乗客に「天候の問題だから仕方がない、乗務員のみなさん、お疲れ様」という雰囲気にまるでさせなかった。
ただ、これでは、改善にならないから、機内の様子を極めて冷静に地上職員に説明し、伝える必要があると思った。
そこで、男女の地上職員をつかまえて出発から機内の様子までを説明した。
最初は「単にすみません、上のものに伝えておきます」モードだったので、「これでは単なる意見」になっちゃいそうな懸念があり、女性の地上職員に顧客番号と名前を伝えて「苦情」として情報を登録してもらった。
それにしても、どうもこの日は、私の乗った便以外はほとんど引き返すことなく着陸できたようだった。
なんと、不運。。。
まっ、登録してもらった苦情については、どうせ「抹殺」される「苦情」ではあると思うが、「ブログのネタにできたからいいかな」とも思うのである(笑)
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