驚いたのは、役職なき共犯として奥さんの幸子夫人も逮捕されたことだ。夫人の逮捕は証拠隠滅などを考えた措置とも言われるが異例なのだろう。
伊吹幹事長は記者団に「水増し請求で税金を不当に取得した企業が結果的に守屋前次官にゴルフ代金などで還流していたとすれば、納税者として誠に腹立たしい。厳正に捜査して、国民が納得できる形で司法の判断を仰いでほしい」と述べたそうであるが、述べられたことは当然ではあるが、自民党所属の歴代防衛大臣が利権にもし絡んでいたとすれば守屋前次官の個人的な問題というより組織的、構造的な問題のような気がするからなんだか空々しく聞こえてしまう。
それにしても、こうなると米軍のグァム基地移設構想も、普天間基地の辺野古沖への移設も、日本の未来を真剣に考えた上での防衛戦略・政策のひとつではなく、それにともなう利権に群がる人のためになされている議論だとすると、利権は日本だけでなくアメリカの企業にも及ぶからまさに利権に群がる人は売国奴であり、消費税の増税論議がむなしく聞こえてくる。
守屋前次官や山田洋行の宮崎元専務だけの逮捕で終わらずに、政界ルートにも検察にはぜひ勇気を持って徹底調査して欲しいと思うのである。
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