木原光知子さんの思い出

18日未明（AM1:25）に1964年東京五輪の水泳選手として出場し、引退後タレントとしても活躍した木原光知子さん(59)（愛称：ミミちゃん）がくも膜下出血のため急逝された。
このニュースを知ったときは「えっ、まさか！？」の一言でした。
私は木原さんの現役時代は知りませんが、小学校の頃の夏休みのNHKでは「水泳教室番組」が必ずあり、その講師を長年されていたから「サバサバした男っぽい性格のきれいなお姉さん」というイメージが強かったです。

木原さんには今年の7月17日に広島のお好み焼き屋「八昌」さん
http://www.okonomimura.jp/hassho.html
で初めてお会いしました。
その日の午後に広島で打ち合わせの約束があり、腹ごしらえのつもりで7年ぶりに「お好み村」を11時ぐらいに訪問した。
するとサングラスを掛けた背の高いすらっとした女性が店内に入ってきた。私の隣に座ると「私にもデラックス（お好み焼き）とトンペイ焼きをちょうだい」と慣れた感じで注文された。
店内にはその後続々と観光客が入ってきたが木原さんには気づいていない。
私は隣でどきどきしながらヘラでお好み焼きをつつく。
私もトンペイ焼きを追加注文すると、木原さんが「ここのが一番美味しいよ」気軽に話しかけてきた。
ここがチャンスとばかり手持ちの自著を木原さんに渡す。すると私の本に書かれていた略歴を見て「えっ、私と20（歳）も違うの？！じっくり読ませていただきます」と丁寧に挨拶してくれたのが印象深かった。
木原さんのご冥福をお祈りしたい。

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