これは性格的な点と大手コンサルティングファームにいたときに身に付いた習慣だ。
前者は「ないと困るものは重くても持ち歩こう」という性格。
中身は頭痛薬、風邪薬、目薬、デジカメ、名刺入れ(二つ目)、携帯電源のアダプター、携帯電話の交換用バッテリー、去年の手帳、折り畳み傘などだ。
最近はこの中から「折り畳み傘」が姿を消すことが多い。中途半端にかさばるし、重いので「降ったら出先で買えばいいや」になっている。
後者は「コンサルタントはクライアントの質問にすばやく的確に回答するべし」と当時の先輩から厳命されたせいだ。
中身は規格書、関連する専門書、紙ベースの資料(パソコンにもデータがある)などだ。
これらの品々をバックに積めているとバックはかなり大きくなり重たくなる。
以前着替えなどがない日帰り出張の状態のバックの重量を測ったら12キロもあった。
お米でイメージすると10キロ入りの米袋より重いわけでさすがにこれは肩こりの原因にもなるし問題だよな、と思った。
ただ「今日はバックが軽くてもいいや」と安易にバックを入れ替えると名刺入れを忘れたり、頭痛薬が欲しかったり、そういう日に限って普段あまり使用しない資料がなかったりと困る事があるから厄介だ。
私はバックにはひとつのこだわりがあって海外旅行など長期の旅行以外はタイヤ付きのキャリーバックは使用しないことにしている。
理由は、
○公共交通機関で迷惑だから
○キャリーバックで客先を訪問するのは旅行っぽいから
だ。
特に前者についてはマナー違反の人が多いと思う。
キャリーバックは確かに「重たい荷物を転がすためにある」のであるが、あたり構わず「ごろごろ」させるのはいかがなものかと思う。
むかつくケースが多いのは飛行機。
例えば、空港と機内を結ぶ狭い通路でごろごろ転がすやつ。転がすとしたらバックの位置を真後ろにして人が二人横に並ぶほどのスペースを取らないような配慮が必要だ。
また機内の移動もゴロゴロ転がすやつがいる。
それから電車のフォーム。
混雑するフォームでゴロゴロするやつがいるが、取っ手を掴んで持ち上げて運べ、といいたい。
電車を降りるなりいきなり立ち止まってバックのアームシャフト引っ張り上げようとする馬鹿者がいるが後続の乗降客にとって邪魔だ。もっとスペースがある場所まで移動してからゴロゴロしろ、といいたい。
バックといえば、リュックサックもマナー違反が多い。
迷惑なケースは、案外背負ったまま乗車している人が多い。
よっぽど空いている車内であればいいけど、そうでない場合は背中から降ろして持つ必要があると思う。
とりあえず、私自身はバックの中身の見直しに着手しようと思っている。
比較的小型のバックは10年以上使っているものの多いのだが、大きなバックは2年と持たない。購入するときはかなり取っ手が頑丈な私にとって高額なものを選ぶのであるが、必ず取っ手周辺が裂けてくる。
また重たいバックは肩こりの最大の原因にもなっている。
財布と身体を労わろう、と思うこのごろである。
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