しかし、土俵(放送時間)が午後6時には終わってしまうので社会人になってからはリアルタイムで大相撲中継を見ることは滅多にない。
近年では、若貴時代が大相撲人気のピークだったらしいが、個人的には増井山や栃赤城、鷲羽山といった技巧派といわれた力士が活躍していた時代から小錦が強かった1992年ごろまでがよく相撲中継を観ていた。
だから、たまにNHKで深夜に放映されている『大相撲・幕内の全取組』を観ると「へぇ~、こんな四股名の力士がいるんだぁ」と顔と四股名が一致しない力士が大半になってしまいびっくりする。
今場所(2007年9月場所)の前半戦は貴乃花に引退の引導を渡した新関脇の安美錦が8連勝の快進撃で「とうとう安美錦の時代が来たのかな?」となんとなく勝手に思っていた。新関脇で8連勝以上した力士は大関以上にはなっている(例:大鵬、千代の富士、琴欧州)からそう思ったのだけど、上位陣とあたり始めた9日目からは3連敗で優勝争いからは脱落した。
すると俄然注目を浴び始めたのが「豪栄道」。
豪栄道は今場所が新入幕で、現在は1敗でトップを走っている。(9月20日の取組み前)
実は注目されるまで「豪栄道」関のことを知らなかった。
豪栄道は1986年生まれで同学年には稀勢の里、栃皇山がいて「黄金世代」とも言われるそうだ。
相撲を始めた経緯は、学校でえらそうにしている息子を心配した両親が「相撲で大きな子にやっつけてもらおう」とわんぱく相撲に出場させたことがきっかけらしい。
しかしその大会で優勝してしまった。ただ豪栄道自身は相撲が嫌いで中学時代はサッカーや柔道をしていたというから面白い。
11日目の取組では観客の女性が意味不明なことを口走りながら土俵に上がるというハプニングもあったが、豪栄道は全く動じなかったそうだ。
朝青龍不在でヒーロー誕生に渇望している相撲界にとって明るい材料となるのか注目してみてみようと思う。
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