昨日は選挙関連番組を、チャンネルを激しく変えながら20時から26時ぐらいまで見てしまった。
選挙番組おなじみの久米宏さんはどの番組にも起用されておらず、筑紫哲也さんも体調不良による長期休養中で「声のみの出演」だったので、なんだかいつもの選挙番組と違って変な感じがした。
各局を見ていて思ったが、フジテレビは、最初は27時間テレビ(参院選の日程が後から決まったから変更できなかったのだろう)、その後選挙専門番組になっても「選挙トリビア」とかどうでもいい話ばかり取り上げていた。
相変わらず「軽チャー路線」のフジである。
選挙番組おなじみの久米宏さんはどの番組にも起用されておらず、筑紫哲也さんも体調不良による長期休養中で「声のみの出演」だったので、なんだかいつもの選挙番組と違って変な感じがした。
各局を見ていて思ったが、フジテレビは、最初は27時間テレビ(参院選の日程が後から決まったから変更できなかったのだろう)、その後選挙専門番組になっても「選挙トリビア」とかどうでもいい話ばかり取り上げていた。
相変わらず「軽チャー路線」のフジである。
意外に頑張っていたのが日本テレビ。
島田紳助さんを起用して「バラエティ色」が強くなると危惧したが、番組前半は確かにそういった面があった。
後半にネクストエイジ(次世代を担う若者)の投票行動や今の日本に対する考えをデータとゲストコメンテイターを交えてディスカッションしていたが、なかなか面白かった。
嵐の桜井翔さんはアイドルのわりには「台詞の棒読み」と言う感じは少なく、自分のことばで説明していた。
しかし、島田紳助さんが案外、非正規雇用の問題や年金問題について詳細の知識がなく、議論にいつものトークで絡んでこなかったのは意外だった。明らかに勉強不足という感じ。
話は変わるが、自分にとって選挙の記憶で明確なのは、投票権のまだ無かった1986年の中曽根政権下での与党自民党の大勝利が思い出される。
その後は1989年の当時社会党の委員長だった土井氏の「山が動いた」や1995年の橋本政権退陣など「野党」が大躍進したときがあるが、結局はその次の総選挙でより戻しがあり、「しがらみ政治」「数の論理政治」からの脱却を常に期待してきたがいつも裏切られてきた。だいたい1980年代に「参議院の選挙制度」に比例代表が持ち込まれたときに、当時はまだ中学生であったが「国会議員って社会科をちゃんと勉強しているの?」と思った。
子供心の参議院に対するイメージは、参議院はアカデミックで、いろいろな議論がなされるところだと思ったし、「理念より政党の論理や党利党略、数」が重視される衆議院の暴走を止め、チェックする機能が参議院、と思っていた。
しかし、採用された選挙制度は「比例代表制」。
理屈は「死に票を無駄にしない」「全国区はお金が選挙に掛かる」などの理由で「比例代表制」が導入されてしまった。
しかし、この制度改革が「衆議院のコピー」を作り上げてしまったと思う。
私は、参議院のあり方は以前から何度も主張しているが、
○無所属で戦って政策の近い人と院内会派を組む
○政党所属で出馬しても、国会内の議論については党議拘束を掛けず自由な主張、自由な投票にする
が最低必要だと思う。
そうでないと、「議論が十分になされずに数」で何でも決まっていってしまう。
参議院の選挙制度または議会運営ルールを変えないとどの政党が勝っても本質は変わらないんだよなぁ、と思う。
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理屈は「死に票を無駄にしない」「全国区はお金が選挙に掛かる」などの理由で「比例代表制」が導入されてしまった。
しかし、この制度改革が「衆議院のコピー」を作り上げてしまったと思う。
私は、参議院のあり方は以前から何度も主張しているが、
○無所属で戦って政策の近い人と院内会派を組む
○政党所属で出馬しても、国会内の議論については党議拘束を掛けず自由な主張、自由な投票にする
が最低必要だと思う。
そうでないと、「議論が十分になされずに数」で何でも決まっていってしまう。
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