以前は「軽くて小さく畳める」タイプが主流だったのに「より重くて安定感のある機種」が開発され、人気を集めていると言う。
「重くて安定感のあるベビーカー」が開発され、好まれるようになった理由は、
・重量がある機種の方が、安定感があり、操作性がよい(行きたい方向に押せる)
・駅などエレベーターの設置建物、エリアが増えた
・バスの低床車が増えて、ベビーカーをそのまま乗せられるようになった
などが理由のようである。
しかし、世の中の乗り物や建物の「設計思想」と整合しているのだろうか。
乗り物について、電車やバスは、「身障者の車椅子利用」に関しては車内に専用スペースがあり、固定する仕組みもある。
しかし、ベビーカーは「畳んで乗る」が基本であって、車内に専用スペースはない。
つまり、赤ちゃんを連れて電車に乗る場合は、「ベビーカーを畳んで、赤ちゃんは抱いて優先座席に座る」が基本思想の車内設計だと思うし、ベビーカー自体も乗り物の揺れなどによる横転防止機能などはあまり想定されて設計されていないと思う。
ベビーカーが電車の扉に挟まれたのに、センサーが反応せずに発車してしまった事故などをニュースで眼にする事があるが、電車やバスに乗る場合は「畳んで赤ちゃんを抱く」だと思っているので、酷な言い方に聞こえるかもしれないけど、「ベビーカーをそのまま電車に乗せる」側にも過失があるんじゃないのかな、と常々思っている。
だから、ベビーカーが重くなったら余計に「畳んで乗り物に乗る」という認識は薄れるだろうし、乗り物の設計思想と整合しなくなる気がする。
そういえば、最近「赤ちゃんのおんぶひも」をあまり見かけなくなったような気がする。
これは手が塞がる事も無く安全だし、赤ちゃんを帯同しての移動の際は便利だと思う。
あまり利用者がいないのは、お母さんが装着を嫌がるのか、こどもの体形が悪くなるなどの理由なのだろうか。
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