このところ介護について目にすることが多くなりました。
とくに認知症という言葉は毎日何かしらで目にします。
テレビ、新聞、雑誌、ネット・・・自分が気にしているから目につくのかも知れませんが、とにかく多い。
気にしているつもりはないんですけどね。
淡々と事実だけ報じてもらえたら、まだしも、家庭の医学って番組のようなドラマ仕立てで見せ付けられると悲しくて泣きそうになります。
2012年の段階で、2013年年度の認知症患者は150万人と推定されたいたようですが、実際は430万人だそうで、恐ろしいスピードで増えてるようです。
7人に1人だとか。
あと、認知症が原因の行方不明者(現在も発見に至らず)は2013年に1万人を超えたらしい。
このままだと恐ろしすぎて、高齢化で医療費がどうとか、自分の年金がどうとかいってる状況ではないんじゃないか。。(´д`lll)
認知症の原因は脳に流れる血液の量が少なくなることで起きるということは、かろうじてわかってきたらしい。でもなぜ少なくなるのかがわからない。今の医学では「老化現象」と仕方がないものと考えられているとか。
頭を使うことが認知症に効果があるのも、脳の血流量が増えるから。
『公文式でお勉強するお年寄りが増えていて、認知症予防に効果ありと認められました。』
だから頭を使いましょう、会話をしましょうって予防策が必ず紹介されます。
ところで、人間が無意識に行う行為は意味があるといわれます。
「若石 足はあなたの主治医」って本に、ミルキングアクションの説明で、『幼児がやたらと動き回るのも、未熟な心臓を補って血液循環を促す行為』とあります。(たぶんこんな感じの意味の一文があったはず)
かかとに衝撃を受けて、ふくらはぎの筋肉を動かすことで血液を重力に逆らって押し上げることができる。この働きによって心臓の力だけでは足りない血液循環をスムーズにします。
貧乏ゆすりも医学的に意味があるものとわかってきました。
幼児の授業中に動き回るという「問題行動」も、血液循環をさせようとする本能的なものだとすると、認知症の人の徘徊行為も、歩くことで脳に血液を流そうとしているのかもって思います。
不思議なのが、足を揉むって方法がなかなか紹介されないこと。
「ふくらはぎを揉めば血液循環がスムーズになります」って言われ始めてますけど。
血液循環がわるいのも、脳に血液が行かないのも、足裏で渋滞が起きてるからでしょ。
ふくらはぎも大切ですけど、足裏も大切でしょ?
やっぱりあれですか?
痛いのは嫌ってことで敬遠されてる?
還暦近い両親の足はしっかり揉まねば。
本人たちは猛烈に拒絶しますけど、認知症になってもらっては困るヾ(。`Д´。)ノ