昨日スマホのニュースで「新幹線300キロ体感  トンネル内座らせて研修(by毎日新聞)」と言う記事を読み、思い出したことがある。

先日の岩手旅行の帰りのこと。
一ノ関駅で、自分たちが乗る「やまびこ」を待っている時でしたな。
新幹線「はやぶさ」が追い越し線路(?)をものすごいスピードで走り去った。
その風圧たるや…スゴイ!

考えてみたらさ、今まで私は、あまり新幹線の通過をホームで見ることって無かったんだよね。だからね、ワクワクしてスマホを構えたんだな。
呑気に「あ!通過するんだ~!写真撮ろ~🎵」なんて思ってホームに立って、駅に入ってくる新幹線にカメラ向けてたんだけど、駅の入り口に見えたと思ったらあっという間に通り過ぎてた。
ビャーーーーッと行っちゃった。

↑駅の入口にさしかかった~!

↑あっという間にすぐそこへ~!

↑通りすぎちゃった

新幹線の一ノ関駅は屋根で覆われていて、いわばゆったりしたトンネル状。あまり風の逃げ道はないよね。

その時、全身で風を受けたんだけど、思わず身体が押されて1歩後ずさるわ、髪の毛はバ~サバサバサバサッとかき乱されるわで、本当恐怖を感じるくらいの風圧!

呼吸、出来てたかな?周りの空気全部持ってかれてたような気がするもん。
とにかく!身の危険すら感じた。

周りを見ると、他のお客さんは…ちゃんとホームの待合室にいるんだね~。知ってるんだね~、危険だってこと。

通過した後、目をパチパチして「うぉぉぉ!スゲかったぁ!」と驚いていた私らは、待合室の皆様に「3馬鹿親子」と認定されたに違いありません(笑)。
いやぁ、本当怖かった。

そんな体験をした後に知ったこのニュース、「あり得ないな」と思ったわ~。

トンネル内にある溝通路に車輌整備の社員を座らせて風圧を体感させる研修があるらしい。

↑こんな状態らしい。記事から引っ張ってきました

ちょっと囲われた駅のホームでスピードは抑えめで入ってくる新幹線でさえ恐怖を感じたくらいなのに、スピードそのままのトンネル内の新幹線を至近距離で体感の研修だと?
何をしたいんだ?と思いますわね。

怖いので上司に辞退を申し出ても「順番で研修だから…」と言われるそうな。

社長をはじめとする役員の皆々様、あなた様方も「昔は自分もやった」とかおっしゃるかも知れませんが、今は時速300km近いですからね。
それは体感しましたか?
一般の社員の皆様と同じように、社長さん・役員さんやってみなされ。

多分…相当な「恐怖」ですよ。