全ての躯体が組み上がりました。

一般的な軸組みより少し複雑な形状ですが、コンピューターを駆使した加工図作成とコンピューター制御に拠るプレカットで、間違いの無いきれいな構造体が出来上がっています。

大小さまざまな角材が組み合わされ、

寄棟の屋根の形も見えてきました。

屋根を形作る屋根垂木(４５×１８０mm)が準備され、

使う場所ごとに仕分けが始まりました。

四隅に設置された谷木の先端同士を水糸で結び、それに合わせて垂木の先端が固定されていきます。

上下二本の垂木は母屋の上で接合され、

南北両サイドに垂木が並んで、屋根の形が現れてきました。

垂木の上に張る野地板が、四方それぞれに上げられます。

野地板の上に張られる防水ゴムアスルーフィングも上がりました。

明日はクレーン無しですので、仕分けごとに必要な場所へ上げられていきます。

明日の準備が終わり、敷地内がきれいに片付け・清掃され、建て方が滞りなく終了致しました。

そしてその後、親御さんも含めた施主ご一家にお揃い頂き、棟梁を祭主とした上棟式が厳かに執り行われました。

建て方４