全日本選手権 その弐

泣きました。

ようやく泣き止みました。

そう、高橋大輔のこの２日間の演技とインタビューの姿を見てです。

もちろん、足の怪我でグランプリファイナルを欠場したのも知ってるし、足を大事にして全日本に重点を置いたんだろうと思ってた。

でもまったく完全ではないんだよね。

それでも高橋大輔はオリンピックに行けるだろうと思ってた…、もちろんまだ全部決まってないから何とも言えないけど、高橋大輔はオリンピックに行くと思ってた。
だから余計に悔しかったし悲しかった。
なんでこんな時に足が…。

高橋は、これが今まで僕がやって来た結果なんだ、これが今まで僕が逃げてきた結果なんだって泣き顔で行ってたけど、違うと思う。

確かにガラスのハートと言われてたし、逃げたこともあったろう。でも今まで高橋大輔が歩いてきた男子シングルの道は、確実に日本初だったし、後輩たちにとって有り難い道を作ってきてくれた。

私だって、高橋大輔がいなかったら男子フィギュアなんて見なかったと思う。
高橋大輔が出てきたから、ようやく男子フィギュアも見るようになって、それがあったから羽生結弦を知ったんだから。

私のなけなしの運を高橋大輔にあげるから、オリンピック行けること祈ってる。