東日本大震災から一年が経ちました。

本日は、お店を中断するわけにはいかないので、店内放送及びBGMをすべて消して、従業員お客様共に、30分間静かに哀悼の意を表しました。

その間、いろんな記憶が蘇りました。

あの日、地震が始まり収まる気配のない揺れに、お客様を店内から避難させ、従業員が避難し、広い駐車場でみんな震えながら地震が収まるのを待ちました。
しかし、まったく落ち着く気配のない地震に、店長指示でみな自宅に帰り家路に急ぎました。
実家は無事で、自宅は何とか無事でしたが、水道がほとんど出ない状態でした。ひとり震えながら夜を過ごしたものでした。

あれから原発事故も加わり、福島県は未だに復興に進めていない気がします。

土地は以前のように戻るんだろうか。

人は故郷に帰れるんだろうか。

絶望の中で、それでも毎日 この福島県に住んでいます。諦めたくないんだと思う。

今日3月11日、仕事を無事に終え、何事もなく帰れたことを幸せに感じました。