こんにちは。アトム電器のヨシザキです。
今年は相当暑くなるという情報を見聞きします。
エルニーニョ現象とかなんとか。
昨年も同じ時期にこの記事を書きました。
でも注意喚起の意味で再掲載いたします。
毎年、冷房の必要な時期になるとテレビでよく目にする言動があります。
「冷房運転より除湿運転の方が電気代がかさむ(なので冷房運転をおすすめ)」
というネタ。
よく「暮らしのアドバイザー」と称するひとが吹聴していますよね。
それを見たお客さんからも時々言われます。
それに対し、私は声を大にして言いたい。
「これはとんでもないフェイクニュースです」
まったく馬鹿馬鹿しい。
腹立たしい。
しょうもない。
そもそも除湿運転ってどういうときに使うのでしょう。
冷房運転中、外に出ているドレンホースから水がポタポタ出ています。
これは除湿している証拠ですね。
冷房なので当然、室温は下がり寒くなります。
室温を下げずに湿度だけを下げたい。
そういうときに除湿運転を使います。
湿度が下がると涼しく感じます。
例えば室温が27℃の場合でも湿度が高い部屋は暑く感じますが、低い部屋は涼しく感じます。
なので湿度を下げれば、今まで25℃でないと我慢できなかった人でも27℃で過ごせるかもしれません。
身体の冷やしすぎを防ぐということですね。
健康的で快適な部屋になるわけです。
身体を冷やさず涼しくなる。
たしかに除湿運転の方が電気代は高いです。
でも身体のことを考えればそんなこと微々たる差です。
たかだか知れてます。
本末転倒です。
注)大きく分けるとエアコンのグレードによって2種類の「除湿」があります。
ここでいう「除湿」とは寒くならない「本格除湿運転」のことです。主に高級品に搭載されてます。
それに対し、普及品の「除湿」は弱い冷房の間欠運転をし、部屋の温度が1~2℃下がります。これを私は「なんちゃって除湿」と呼んでます。
「なんちゃって除湿」の電気代は冷房運転と変わりません。
最近はそれをいいとこ取りした「除湿運転」が出来てきました。
寒くならない、電気代の安い「除湿運転」です。
家電メーカーも色々考えてくれます。
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