幡野さんのラジオ続き。
「うつの人に『がんばれ』というのは禁句」というのは、かなり世間的にも浸透してきました。
が、幡野さんが、がんの人にもそれは同じで、「がんばれ」や励ましの言葉を
かけられることはかなり辛いと話していました。
励ましや、民間療法のおススメや、「明けない夜は無い」というようなJ-POP的な
言葉はもうお腹いっぱいですと。
幡野さん自身、病気のことを発表したら、もう本当にうんざりするくらい、
電話やらメールが着て、ケータイも解約せざるを得ない状態だったということです。
だとすると、病気で苦しんでいる人に何と声をかけたらいいのか。
幡野さんが言うには、声をかけることよりも、
患者さんたちは逆に話を聴いてもらいたいと思っている、と。
話をすると、患者さんじゃない人の方がずっと自分のことを話していて、
患者さんの側はほとんど話を聞かされているだけだったりすることが往々にあるそうで。
むしろ何も言わずに話を聴いて欲しい。
そういう患者さんの声が多いと幡野さんはおっしゃってました。
やっぱりここでも「聴き屋」の存在価値は大きいと思いました。
病院(特に終末医療のところなど)に「聴き屋」。
お医者さんや看護師さんでない、普通の人が話を聴いてくれる、ただそれだけの存在。
いてくれたらいいと思うんですよ。
聴き屋がいれば、救われる人はたくさんいるんじゃないかと思いました。
ただ話を聴いてくれる、それだけの人の存在価値。
病院には、カウンセラーさんや、セラピストと呼ばれるような方はいます。
でも、そうじゃなく、ただ、ただ話を聴くだけの「聴き屋」。
病院だけでなく、職場や学校、いろいろな場面で、
聴き屋の活躍できるところがあるというのは確かなことです。
人は話を聴くと、ついつい何かアドバイスをしたくなるんですよ。
ただ、ただ、話を聴くだけって、これ、意外に難しいんです。
「聴き屋」。
もっともっと増えて欲しい、絶対に必要なものだから。
私も、まだまだ聴きます
(どこかで雇ってくれないですかね?)。
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