後遺症者のアレルギー疾患の割合調査結果について

　コロナ後遺症・ワクチン長期副反応の病態は解明されていないものの、自己免疫・アレルギーとの関連も示唆されており、自己免疫疾患がある人は後遺症のリスクが高いと言われています。

　であれば後遺症になっている方は、アレルギー疾患を持っている方が一般以上に多いかもしれないと思い、今回のアンケートを実施させていただき、203人よりご回答をいただきました。

　国民の2人に1人が何らかのアレルギーを持っており、花粉症の有病率は40％台といわれていますが、上記アンケートより閲覧用を除外して再計算した割合は、

・3つ以上：27.9％

・1～2個：55.8％

・なし：16.3％

と、一般人口より明らかに多い、後遺症者の8割以上が何らかのアレルギー性疾患を、1/4以上の人が3つ以上のアレルギー疾患を持っているという結果になりました。

　とはいえ、強いアレルギー体質の人がコロナに罹患すると皆後遺症になるわけではないのが、不思議で不公平なところですよね。

＜参考＞

（文責：管理者）