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スパ活~インドの南風を感じて~

スパイス研究を深め、日常をつづる。
誰よりもスパイスを愛したい。

この作品の伏線の張り方、
異常なまでに綿密です

小説家が登場する
ミステリーものは
結構多いんですが

ここまで複雑なストーリーは
初めて読みました

後半の種明かしは
怒涛のスピード展開で
パーツが嵌まっていくのは 
爽快でもありました 
内容としては
終始不気味なので
そのギャップが面白い

このミステリーの強みは
トリックが何重にも
仕掛けられているところです

いくつかのトリックに
違和感を覚えることはあっても
すべてを解き明かすのは
ミステリー好きでも
難しいのではないでしょうか

一方で、
トリックが明かされる部分は
解説がとても分かりやすくて
読み返さずとも理解できるので
ミステリー初心者にも
おすすめしたい作品です

これは是非
映像化してほしい!!

煽り文句は、なしで笑

最後まで読み終わって、
やっぱ「小説家はすごいな」

と思った次第です。

赤い靴はいてた女の子
異人さんに連れられ
行っちゃった

この童謡が
この作品の不気味さを演出してますが

本当の意味が明かされたとき

そういうことか!
と言わずにはいられません

また、東野圭吾さんの
「悪意」でも用いられた
取材形式の一人語りが
巧みに話を操り

読者の読みを
どこまでも許しません

著者には
私の脳内が見えているのか
というほど
次々とトリックに
引っ掛かってしまいました

最高の一作
是非↓