僕が作曲する時はほぼほぼリズムから作ります。そのビートにコード(和音)を乗せ、次にギターやベースのフレーズ(アレンジ)を考えます。
つまり、歌詞とメロディは一番最後に作るんです。
先ず歌詞を書いてから鼻歌で歌いながら作ったり、人によって手順は違うんだけど。
僕にとってはまずビートありき。ビートが聖域なんです。
あれはロコ・エルマーノがまだBROTHER 42という名前でThe Offspringのカヴァーバンドだった頃。
「松戸ロックス(僕が2000年代に活動したメロディックパンクバンド)みたいな音楽がやりたいね。」とメンバーから言われたのがきっかけだった。
メロディアスでメタリックでパンキッシュ、そしてラップ。僕が大好きなミクスチャーのど真ん中。
「人間あきらめたらそこで終わり。人生いつでもやり直せる。夢は必ず叶う。」
そんなメンバーの熱い思いを受け止めた僕の頭に浮かんだ言葉が「WILD AND YOUNG」でした。
タイトル先行で曲を作るなんて人生でも数曲しかありません。
We'er the wild and the young
You're the only one
光に飛び込め
We're the wild and the young
You're the only one
未来に Going your way
年齢のせいにしない + 闘う男たち = プロレスラー
そんなイメージの下、歌詞とメロディが同時に降りてきました。
失望しても、傷ついても、恐れずもう一度翼を広げて飛ぶか飛ばないかは自分次第。
その一歩を後押しするような歌になってくれたら本望です。
毎回ライヴの一曲目に演奏して、僕自身を奮い立たせてます。
CDの歌詞カードを見ながら、みんなそれぞれの思いで一緒に歌ってください。
アディオス!アミーゴス!!