朝、そっとベッドを抜けると、娘が起き、「おかあさ~ん」 と泣く。

しまった、起こしてしまった。今日は朝から一人で出掛ける用事があるのだ。
前前から、夫には伝えてあったし理解して貰っていた。

娘に構っている時間はない。

準備をする。

娘泣き止まない。


しかたないので、ベッドの部屋に行く。

夫は寝ている。
「ねえ、起きて」

夫は起きない。

娘をリビングへ連れて行こうとすると、

「ほっとけばいいだろ。ただの泣きマネじゃん。これだから娘は泣けば何とかなると思うんだろ。甘やかせるな。」

夫が言う。

ポカーン。

甘やかし?
それは夫でしょう?
自分が起きたくないからでしょ

「・・・じゃあ夫が何とかしてね」


出掛ける準備を続ける。

娘は泣き続ける。

15分は泣いていたが、夫は起きる様子はない。

しばらくすると泣き声が収まった。

ベッドの部屋を覗いてみると、夫は眠ったまま。

娘は、アイフォンでアンパンマンを見せられていた。

呆れた。

自分が眠いからって。
起きようとして泣く娘は、甘やかしだと言う。
しかも昨夜は早く寝た、9時間眠っている。
充分睡眠は足りているはずだ。

絶対に夫には娘の親権は渡さない、と改めて思った。
昨夜夫が帰って来たのは、夜中の1時半。
鞄がタバコ臭い。
飲んで来たな。
夫はタバコ吸わないから、飲んだ日はすぐわかる。

ベッドに入って来たのは3時前。
私に顔を近づけクンクンする。
甘えたいのか?
寝てると分かって、携帯をいじり始める。

カチカチカチ。。。

長い文章を書いているみたいだ。

出会い系の女からメールでも来たのだろうか。

10分以上、カチカチやっているので、寝返りして目が覚めた振りをした。

そのタイミングで、夫はパチンと携帯を閉じた。


今朝、夫は起きない。

朝食の準備をして、娘を保育園へ送る。

月曜に病院に連れていってから口聞いていない。

今週はずっと帰りが遅かった。

また、週末が来るのか。
めんどくさい。