私は君に嘘をついた。
それは思えば本当に君を傷つけてしまうことだったと思う。


私が君に出会った時、
君は好きなアニメ、キャラについて語ってくれた。

私はそのアニメを知らなかった。
だけど迷わず「知ってる!」と答えてしまった。
君と話したくて、君と共有したくて。

実際はどんなキャラがいるのかわからなくて、
ホームページに飛んで急いで調べた。

なんとなく、君の好みそうな子を探してみた。
なんとなく、私もそのキャラが好きだと伝えると、
君は喜んで、「今度ストラップあげる」だなんて言ってくれた。
嘘をついているとも知らずに。心が傷んだ。


今思えば、君と私を繋いでくれたのはこの時嘘をついたおかげだと思う。
この嘘が私と君を繋いでいてくれた。


私は君に嘘をついた。
だけどもうその嘘も告白し、君に気持ちも伝えた。


君に嫌われてしまうかもとついた命がけの嘘は、
今こんなにも綺麗な形で私を助けてくれた。


君にとってと私にとっても小さなことかもしれないけど、
私は今でもはっきり覚えているよ。