私の従姉妹の姉ちゃんのイギリスの大学院へ留学できるかもしれない英語能力試験を合格すればねの一年間滞在予定の成人したボンボン坊ちゃんひとり息子
そろそろ彼を大学のある町へ送り届けねばならぬ
が、
その前に、
Wimbledon Lawn Tennis Museum
ここに、
ウィンブルドン、ローン、テ、ニ、ス、博物館に、
ちょっと寄って従姉妹の姉ちゃんの旦那様が欲しい欲しいとかれこれひとり息子のイギリス留学が決まったころから言い続けここのウインブルドンのグッズがなんでもいいからとにかくなんでもいいから欲しい欲しいと言っているひとり息子の父のお土産を買いに行くことにする
Wimbledon Lawn Tennis Museum
★★★
ロンドン南西部郊外にあるウィンブルドン、テニスの聖地とも言うべき場所。そこに博物館があり、歴代の選手権の記録などの展示、過去の名勝負のVTRなどなんたらなんたらなんたらかんたらテニスファンには必須の博物館。ウィンブルドンの歴史だけではなくテニスの歴史も楽しめ1階のミュージアムショップでの買い物も楽しめます。
☆☆☆
あれ?
私の家に来る前に寄ってきたんじゃなかったっけ?
と、
Curvyが触れてはいけない話題に触れる
そう、私たちはウインブルドン博物館へ向かう道中に大渋滞に巻き込まれ二進も三進も動けなくなり仕方なく嫌がるひとり息子を母が叱りとばしひとり息子は激おこで車を降りひとりウインブルドン博物館へと姿を消し営業時間ギリに滑り込むことに成功した、が、父の土産を、まったく一つも買うことなく、あんなに言い続けている己の父のためになに一つ買うことなく、己はというと、見せてくれないがいろいろとたくさんまあまあの大きさのショッピングバッグからはみ出ているぐらい買い込み挙げ句の果てに迷子になって親子ゲンカは国境を超えかくかくしかじかかくかくしかじかというわけである
その時のことを思い出したのか従姉妹の姉ちゃんの表情が変わる
あ、あ、そうなんだよ
近くまで行ったんだけどなんちゃらなんちゃら営業時間ギリで彼も彼の父のお土産買えなくてなんちゃらなんちゃらだからもう一度寄ってからと思って
と、
ナイスフォローの私
うんうん
ここから近いしね
この道をこうでこうで...
と、
地図を手書きで書いてくれるCurvy
よっしゃッ!
今度こそッ
え?
またウインブルドン行くん?
と、
ひとり息子
俺、もう買うもんないわ
...
...
to be continued