事務所に盗聴器があると思う

 

と、

 

同僚が言う

 

★★★

盗聴とは、会話や通信などを、当人らに知られないようにそれらが発する音や声をひそかに聴取・録音する行為である。聴取した音声から様々な情報を収集し、関係者等の動向を探る目的で用いられることもなんたらかんたらなんたらかんたら

☆☆☆

 

盗聴器?

うん、もうずっえええったいに確実に盗聴器があるのはあそことあそことこことここと...

 

 

パワハラ推進のあんぽんたん社長率いるパワハラ絶賛中の私の職場

 

山の上にめっちゃ離れて立地しているいくつかの建物

 

★★★

一般的な盗聴器の有効範囲は、数十メートルから100メートル程度です。盗聴器は音声を電波に変換して発信しています。リアルタイムで聞くときには、受信機でその電波をキャッチして聞きます。あまり離れてしまうと聞き取れないということです。

☆☆☆

 

ほほおおおう〜

ってことは、あんぽんたん社長から100メートル以内ってことか...、ふんふん、私のいる建物はあんぽんたん社長から一番遠い、んんがああッ、あいつ、あのあんぽんたんのことだからここも盗聴器があるやもしれぬ、あいつうううあんにゃろめええッ、姑息なことしや...

 

あ、でも、ここには盗聴器はないと思う

 

...

 

え?

どうして言い切れるの?

 

だって、ここを盗聴したらもうそれはもうちょっとあいつでも立ち直れないぐらいの精神的な打撃受けてこれ以上ないほどあいつでも傷ついてあいつでもあいつでも絶対ぜったいずっええええったい泣いてしまうと思う

 

...

 

...

 

 

え?